電流協アワード

Award

「電流協アワード2025」大賞、特別賞が決定!

第8回となります「電流協アワード2025」を実施し、受賞案件をメディア各社に配信いたしました。
今回、電流協アワード大賞2件、電流協アワード特別賞2件を選考いたしました。
5月21日の電流協総会後の懇親会にて、「電流協アワード2025」贈賞式を開催する予定です。


【電流協アワード大賞】2件(会社名50音順)

■デジタル絵本読み放題サービス「絵本ナビプレミアム」/株式会社絵本ナビ
(選考理由)
「絵本ナビ」は日本最大級の絵本・児童書の情報サイトとして、自宅にいながら子どもの年齢や興味に合った絵本を探せる環境をオンラインで提供してきた。「絵本ナビプレミアム」では絵本の全ページ試し読みや、絵本や児童書、絵本動画、オーディオブックの読み放題など子ども達に電子書籍やオーディオブックへのきっかけを提供するなど、サービス拡充を通じて絵本市場の活性化に貢献し続けてきたことが高く評価されました。
関連URL:https://www.ehonnavi.net/


■「コロコロコミック」のDX(デジタルトランスフォーメーション)/株式会社小学館
(選考理由)
小中高生は、長い間マンガの中核的な読者であったが、情報が溢れる環境となった現代において、マンガ読書率の減少も懸念されている。「コロコロコミック」は、紙のマンガ誌のみならず記事サイトやWebマンガ配信、YouTubeチャンネルの運営(300万人の登録者、月間1億2000万再生)、Nintendo Switch向けのオリジナルDL(ダウンロード)ゲーム制作やマンガ配信等、デジタルメディア上でのタッチポイントを積極的に増やすことで、小学生のマンガ読書の機会創出につなげていることが高く評価されました。
関連URL:https://www.corocoro.jp/


【電流協アワード特別賞】2件(会社名50音順)

■日本語長文AI音声制作システム/TOPPANクロレ株式会社
(選考理由)
従来の日本語長文の音声制作は多くの時間と経験を要したが、書籍制作で培った独自のテキスト整形システムとAI音声可視化システムにより効率化を実現し、高品質かつ迅速な制作環境を構築した。これにより、読書バリアフリーの観点からも需要が高まりつつあるオーディオブックの量産が可能になる他、教科書や教材の音声化など幅広い用途にも応用できることが高く評価されました。
関連URL:https://www.toppan-colorer.co.jp/news/news20250226-01


■出版書誌データベース「Books」/一般社団法人日本出版インフラセンター
(選考理由)
ウェブサイトのアクセシビリティを向上させ、紙の書籍だけでなく雑誌や電子書籍、オーディオブックなど多様な発行形態を紐付け、読書可能な作品全般を検索可能としたことで、より多くの生活者が読書機会を得られる読書バリアフリー環境の整備に貢献したことが高く評価されました。
関連URL:https://www.books.or.jp/

尚、選考委員は以下の方々です。

選考委員長   植村八潮氏(専修大学教授)
選考副委員長 矢口博之氏(東京電機大学教授)
選考委員   落合早苗氏(O2O Book Biz)
  〃     飯田一史氏(ライター)
  〃     堀 鉄彦氏(コンテンツジャパン)
  〃     久保田正昭氏(電流協 広報普及委員会委員長)