電流協について

電流協について



電子出版制作・流通協議会は日本の電子出版産業の成長と健全な発展のための環境の実現を目的とし、2010年7月に発足いたしました。

電子出版市場は2024年推計では電子コミック(5,122億円)と電子コミック以外の電子書籍(452億円)及び電子雑誌(86億円)を合わせ5,660億円の規模に成長しました。

この金額は、2024年の書籍・雑誌・電子出版を合計した出版市場(1兆5,716憶円)の約36%となり、今日の日本の出版業界を支えています。(参照:出版科学研究所)

また、最近では縦スクロール電子コミックの普及、海賊版対策としての正規版流通の促進や電子図書館の普及、電子書籍のアクセシビリティなど電子出版への期待が多い一方でまだまた課題も多く、個々の会社の努力だけでなく、業界団体としての対応が必要だと考えられます。

そうした中で、電流協は電子出版産業の発展のため課題整理や検証を進めると共に、委員会・部会・各種セミナーを通じて、会員社である制作・印刷関係社並びに流通・電子書店関係社等と共に、昨今の新たなビジネスモデル等の研究や情報共有、並びに電子出版市場の普及活動を行っております。