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電子出版制作・流通協議会



設立趣意

設立発起人は、日本の電子出版制作・流通に関する市場とビジネスを成長拡大していくために、以下のような趣旨にもとづき本協議会を設立致します。

1.知識基盤整備に向けた国家戦略への参加と協力

 日本の知的基盤整備と経済成長戦略において重要な役割を果たすであろう出版デジタル化に係る国家戦略の推進に協力すると共に、電子出版ビジネスを推進する市場基盤のあり方を関係企業全体の問題として捉えて市場の拡大に貢献する。

2.電子出版市場創造や事業投資環境の整備

 市場創造や事業投資環境整備の課題に組織的に共同して取り組むことによって、出版関係団体や作家等権利者団体との密接な連携を可能とし、高度な事業基盤整備に取り組む体制を整える(事業モデルや権利問題等の課題解決)。

3.電子出版制作・流通ビジネス日本モデルの確立と進化

1.出版界との信頼関係構築
 日本の出版界(作家及び出版社)の長い伝統と信頼関係を尊重した電子出版流通モデルを構築することで、作家、出版社、印刷制作、流通事業者等の信頼関係により市場を発展させる構造を構築する。

2.電子出版流通における多様なモデルの推進
 垂直統合モデルによるグローバル企業による電子出版制作・流通モデルとは異なるオープンな水平分業型の日本独自の事業モデルを推進する。

3.電子出版流通と利活用の進化を促す
 ケータイを主体に発展した日本の電子出版制作・流通ビジネスの成長ノウハウをさらに進化させ、タブレットPCや電子書籍専用端末など多様な流通モデルの普及を推進し、さらに拡大戦略の構築を目指す。

4.日本の次世代電子出版制作・流通モデルを進化させる
 水平分業の日本モデルは企業の大小にかかわらず参入障壁を低くし、総合的に市場を発展させる特徴があり、日本市場だけでなく海外市場においても電子出版流通の発展に貢献できるよう進化させる。

4.協会の活動(事業内容)

 1.電子出版制作・流通ビジネスに関連する情報共有

 2.制作・規格・仕様・流通に関する協議

 3.電子出版産業の発展と普及にかかわる活動

 4.電子出版制作・流通ビジネス日本モデルの検討及び協議

 5.商業・公共・教育・図書館等電子出版関連分野に関する情報共有

  ※上記問題を出版社関係団体および各種関連団体、行政等と協議する。