電流協アワード

Award

「電流協アワード2024」大賞、特別賞が決定!

第7回となります「電流協アワード2024」を実施し、受賞案件をメディア各社に配信いたしました。
今回、電流協アワード大賞1件、電流協アワード特別賞3件を選考いたしました。
5月27日の電流協総会後の懇親会にて、「電流協アワード2024」贈賞式を開催する予定です。


【電流協アワード大賞】1件

■小説投稿サイトを起点にZ世代の読者を開拓/スターツ出版株式会社
[選考理由]
小説投稿サイトを起点として作家や読者を開拓し、読者層を細分化しニーズにあったコミック化や紙書籍化を行うなど独自の出版モデルを展開。徹底したマーケティングにより出版市場全体が縮小する中で出版ビジネスと読者を拡大しました。紙の本をあまり読まないZ世代を含む幅広い読者層にリーチすることで読書文化の需要創造に貢献したことが高く評価されました。
関連URL:https://starts-pub.jp/business/books


【電流協アワード特別賞】3件(会社名50音順)

■Web小説サイト「カクヨム」/株式会社KADOKAWA
[選考理由]
2016年のサービス開始以降、機能拡充により多くのクリエイターと読者に支持され、登録会員数は100万人を突破しました。「カクヨム」から小説やコミックとして発売された作品は1,600作品以上に上ります。広告収益還元やギフト機能といったクリエイターの創作活動支援や、応援・コメント機能などクリエイターと読者双方にとって魅力ある読書プラットフォームを構築したことが高く評価されました。
関連URL:https://kakuyomu.jp/

■Webマンガ誌の構築・運用支援サービス「コミチ+」/株式会社コミチ
[選考理由]
Webマンガ誌の制作・運用支援をSaaSで提供することで、出版社やウェブトゥーンスタジオが短期間・低コストでサイト構築することを可能にしました。さらにサイト運用やデータ分析、SNS集客といった運用支援も行うことで作品や媒体の認知度向上や、電子コミックや紙の単行本の販売促進につなげるなど、マンガ出版のデジタルトランスフォーメーションに貢献したことが高く評価されました。
関連URL:https://comici.co.jp/business/comici-plus/

■原作マンガを低コスト、短期間でアニメ化「ライトアニメ」/大日本印刷株式会社
[選考理由]
マンガやウェブトゥーン、絵本などの原稿を素材として従来のアニメーション制作とは異なる新たな手法により、制作時間やコストを大幅に抑制したフローを開発しました。これにより、気軽に・早く・多様なアニメ作品を楽しみたいという生活者のニーズに応えると共に、マンガ等の原作を持つ出版社やキャラクターなどのコンテンツを保有する企業のアニメーション制作を低コストかつタイムリーに実現可能にしたことが高く評価されました。
関連URL:https://www.dnp.co.jp/biz/solution/products/detail/20168507_1567.html


尚、選考委員は以下の方々です。

選考委員長  植村八潮氏(専修大学教授)
選考副委員長 矢口博之氏(東京電機大学教授)
選考委員   星野 渉氏(文化通信社)
  〃    落合早苗氏(O2O Book Biz)
  〃    千葉弘幸氏(日本印刷技術協会)
  〃    堀 鉄彦氏(コンテンツジャパン)
  〃    牟田善和氏(電流協 広報普及委員会委員長)