電流協アワード2021決定、オンライン発表会開催
第4回となります「電流協アワード2021」を実施し、電流協大賞1件、電流協特別賞3件を選考いたしました。
6月3日にオンライン発表イベントを開催する予定です。
【発表イベント開催概要】
日時: 2021年06月03日(木) 15:00-16:00
配信方法: YouTubeLive https://youtu.be/VqUxnBmcU4M
※事前申し込み不要でどなたでも視聴できます。
※新型コロナウィルス感染拡大の状況によって内容が変更となる場合があります。
【電流協大賞】1件
■電子参考書のサブスクサービス「ポルト」/スタディプラス株式会社
(選考理由)
学校教育のICT化が進む中で、個人向けや塾・学校向け学習管理プラットフォーム「Studyplus」を提供しているスタディプラスは、いち早くスマホアプリによる大学受験生向け電子参考書のサブスクリプションサービス「ポルト」を提供。「Studyplus」に蓄積された学習データを元に需要の高い参考書のラインナップを拡充するなど、コロナ禍で十分な学習環境を得られない高校生や受験生に参考書による学習機会を提供したことが高く評価された。
【電流協特別賞】3件(会社名50音順)
■電⼦マンガ・ノベルサービス「ピッコマ」/株式会社カカオジャパン
(選考理由)
「作品が主役」という理念のもと、毎日待つだけで1作品1話を無料で読める「待てば¥0」というビジネスモデルや、スマホで読むことに最適化されたオールカラー、縦スクロールの「SMARTOON」の普及など、これまでにない形で作品と読者の出会いを創出し日本のコミックマーケットを切り開いてきた点が高く評価された。
■SlowNews/スローニュース株式会社
(選考理由)
インターネットの普及により物凄いスピードで情報が消費される中で、ノンフィクションに特化したサブスクリプション型Webサービスとして、長期間の取材によって作られる信頼性ある調査報道の支援や良質な作品の発表の場を提供するなど、ジャーナリズム本来の役割を継続的に生み出す活動が評価された。
■読書支援サービスYourEyes/株式会社ポニーキャニオン
(選考理由)
読書のアクセシビリティが注目される中で、保有する本をスマホで撮影することで合成音声により読上げる機能や、ボランティアが正しい読み上げに修正するためのツールを提供。独自のOCR技術やTTS技術を組み合わせることで、視覚障害者や学習障害者をはじめ加齢による視力低下など読書が困難な人が幅広く利用できる点が高く評価された。
尚、選考委員は以下の方々です。
選考委員長 植村八潮氏(専修大学教授)
選考副委員長 矢口博之氏(東京電機大学准教授)
選考委員 星野 渉氏(本の学校、文化通信社)
〃 落合早苗氏(O2O Book Biz)
〃 千葉弘幸氏(日本印刷技術協会)
〃 堀 鉄彦氏(コンテンツジャパン)
〃 益子広勝氏(電流協 広報普及委員会委員長)