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電子出版制作・流通協議会



2020/03/19 電流協 メールマガジン



電流協 メールマガジン 第61号  2020/03/19

  『学校図書館における電子書籍利用環境構築のための実証的研究
   報告書(DL版)』を電流協ホームページに掲載しました!




いつもお世話になっております。 電流協事務局です。

メールマガジン第61号をお送りいたします。


電流協会員の皆様、これまでに電流協セミナー、イベント等に参加いただいた皆様、及び事務局と名刺交換させていただいた皆様にお送りいたします。


配信が不要の方はお手数ですが下記のアドレスにて、ご連絡をお願い致します。

★メールマガジンの解除、登録は下記よりお願いいたします。
 https://aebs.or.jp/mail_magazine.html






 目次



【1】『学校図書館における電子書籍利用環境構築のための実証的研究
    報告書(DL版)』を電流協ホームページに掲載

【2】正規版マーク「ABJマーク」の付与サービスが700サービスに到達

【3】公共図書館における電子図書館サービス 導入館情報掲載中

【4】活動報告・今後の活動スケジュール

【5】電子出版ニュース






【1】『学校図書館における電子書籍利用環境構築のための実証的研究
    報告書(DL版)』を電流協ホームページに掲載しました。



【概要】 
専修大学の植村八潮教授と野口武悟教授が平成28年度から実施している「学校図書館における電子書籍利用環境構築のための実証的研究」の報告書
のダウンロード版を電流協のホームページに掲載しました。

学術文献・情報の電子ジャーナル化とその導入や、論文の機関リポジトリによる発信などに取り組んできた大学図書館では電子書籍の導入は進んでいます。
一方、公共図書館での導入自治体はようやく90を超えた状況です。学校図書館への電子書籍の導入は公共図書館よりも遅れています。

本研究では、大学図書館や公共図書館とは大きく異なる条件のもとにある学校図書館においても導入可能な電子書籍の利用環境構築に向けて、具体的な
モデルを提示することを目的に、下記の3点について明らかにしています。

(1)学校図書館とベンダー(事業者)の調査から得られた学校図書館にお
ける図書館機関システムと利用インターフェースの現状と課題
(2)学校図書館において導入しやすく、かつ図書館基幹システムとも連携
   可能な電子書籍システムのモデル開発
(3)開発した電子書籍システムのモデルを複数の学校図書館を事例として
   実証的に検討した最終提案

【研究概要】
平成28年度~令和元年度 科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金)
基礎研究(C)(一般)(課題番号16K00443)

【ダウンロードURL】

https://aebs.or.jp/Publication.html

※ファイル名:学校図書館における電子書籍利用環境構築のための実証的
       研究報告書(DL版)






【2】正規版マーク「ABJマーク」の付与サービスが700サービスに到達
……………………………………………………………………………………………

【概要】
正規版配信サービスを示すマークである「ABJマーク」を付与したサービスが701サービスとなりました。また「ABJマーク」を取得された事業者は169事業
者にも上っています。

「ABJマーク」は出版広報センターが取り組む海賊版対策の一環として制定されたマークで、掲示した電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者か
らコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標です。読者が安心して閲覧・講読できる環境を提供し、健全なコンテンツ市
場の発展を促進させることを目的として定められました。

電流協は「ABJマーク」の管理運営を行っています。

ABJマークを取得されている事業者やサービスは下記URLの「ホワイトリスト」に掲載していますので、電子書籍の購入の際の参考として活用ください。

【ホワイトリスト掲載URL】

https://aebs.or.jp/pdf/ABJmark_Whitelist.pdf






【3】公共図書館における電子図書館サービス 導入館情報掲載中



電子出版制作・流通協議会(電流協)では、2018年より「公共図書館における電子図書館サービス(電子書籍貸出サービス)」の導入館について調査を行い、
電流協ホームページで発表しております。

現在、2020年1月1日現在の導入館一覧情報を下記URLに掲載しております。

 https://aebs.or.jp/Electronic_library_introduction_record.html
 電子図書館サービス(電子書籍貸出サービス)実施図書館(2020年01月01日)

なお、次回は4月1日時点で導入館を調査する予定で、5月ごろ情報更新する予定です。






【4】活動報告・今後の活動スケジュール



○活動報告

▽ 02月18日(火) 13:00-14:30 第37回 流通規格・流通配信部会


東京電機大の矢口准教授をお招きし、文化通信社と共同で実施している「出版社における電子書籍・デジタル雑誌ビジネス実態調査」のアンケートについて
今後の方向性などについて協議した。



▽ 02月21日(金) 13:30-15:00 第45回 デジタル印刷・オンデマンド
制作流通部会


5月に発刊予定の「出版社のためのデジタルオンデマンド印刷ハンドブック」の内容について検討を行った。



▽ 02月21日(金) 15:30-16:30 第60回 広報普及委員会


電流協アワード2020の進捗、オープンセミナー「電子図書館サービスの利用と変化」、「デジタルファースト/ライツファースト時代の出版ビジネスモデル」
の実施状況と、オープンセミナー「2019年電子出版ビジネスの現状と今後の展望」実施予定の共有、部会、研究会の活動状況などが報告された。




○活動スケジュール

▽ 03月02日(月) 12:00-16:00 電流協アワード選考委員会

▽ 03月05日(木) 15:30-16:30 総務会

  以下の委員会・部会は新型コロナウイルス対応として中止となりました。
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

▽ 03月24日(火) 13:30-15:00 流通規格・流通配信部会(中止)

▽ 03月25日(水) 13:30-15:00 広報普及委員会(中止)

▽ 03月25日(水) 15:30-17:00 デジタル印刷・オンデマンド制作流通部会
               (中止)






【5】電子出版ニュース



・02月29日 東京地裁判決、音楽教室から著作権料徴収、JASRACに権限【日本経済新聞】
・02月27日 博報堂DYホールディングス、第3四半期連結決算、増収増益で推移、4マスではラジオだけ前年上回る【新文化】
・02月27日 日販・トーハン、物流事業雑誌返品は出版共同流通に、基本合意書を締結、早期に共同運営目指す【新文化】
・02月27日 講談社、2019年11月決算、売上1358億前年比12.7%、2年連続の増収増益決算、「デジタル関連」は39%増に【新文化】
・02月27日 キオクシア(旧東芝メモリ)、人工知能を使って制作した故手塚治虫氏の「新作」マンガを発表、Aiに学習させ新しく生成したデザイ
      ンなどで仕上げた【新文化】
・02月27日 PHP研究所、「電子版」「版権」代行サービスで成果、交渉から決済まで一括で、出版社延べ10社が委託【新文化】
・02月26日 凸版、観光イベントや地域情報を多言語で発信できるデジタルコンテンツサービス「UNLOCKS(アンロックス)」の販売開始【日経産業】
・02月25日 海賊版サイト対策の行方、性悪説前提の議論必要、「違法化」範囲は限定を、日本の議論【産経】
・02月24日 博報堂は朝日新聞ら7社と、著作権を保護・流通のコンソーシアム「ジャパン・コンテンツ・ブロックチェーン・イニシアティブ」を発足、新ビジネス共創を推進【文化通信】
・02月24日 捕物出版、横溝正史の単行本未収録の捕物帳40編、POD書籍で刊行、三省堂書店やアマゾン、楽天ブックスなどで購入可能【産経】
・02月24日 講談社決済発表、純利益前年比2.5倍超に、「今期に事業収入が紙を上回る」野間社長【文化通信】
・02月24日 KADOKAWA・ブックウォーカー、「角川文庫・ラノベ読み放題」2月から本格始動、1万点を超える小説の文庫などの「文字もの」電子版が
      読み放題【産経】
・02月21日 メルカリ、流通データ開放、まず丸井・アイスタイルと、購入履歴など販促に活用【日経産業】
・02月20日 丸善出版、「続・人類と感染症の歴史」知見提供へ一部無償公開【新文化】
・02月20日 日販、新社長に奥村景二氏【新文化】
・02月20日 日教販、NECと「オープン プラットフォーム for エデュケーション(OPE)」開発へ、教育現場にシングルサインオン、様々な学習デジタルコンテンツにアクセス【新文化】
・02月20日 トーハン、岡山・四国支店を統合へ、3月2日付機構改革【新文化】
・02月20日 出版業界、体験コンテンツ元年、講談社・KADOKAWA新施設整備、体験型の”コト消費”重視の潮流を受け【産経】
・02月19日 小中校で導入進むUDフォント、読みやすく学習意欲も向上【産経】
・02月18日 ベネッセ、米のネット教育に出資、社会人向け強化【日本経済新聞】
・02月18日 日販とトーハン、雑誌の返品で協業【日経産業】
・02月18日 コラム『「読む」は今』、電子出版、読解力回復へ電子機器利用、植村八潮【読売】
・02月18日 「巨大IT規制」閣議決定、年1回運営報告義務、自主的な情報開示などに取り組むよう促す【読売】
・02月18日 「鬼滅の刃」ジャンプ漫画の新境地、オリコン週間ランキング1~18位独占、「ワンピース超え」【朝日】
・02月17日 漫画協会・出版広報センター、海賊版対策で著作権法改正求める共同声明【文化通信】
・02月17日 日経、電子版有料会員70万人、20代・女性がけん引役【日本経済新聞】
・02月17日 出版市場の現状、出版不況は終わった? 明確になった市場構造の変化、雑誌部数は55年前の水準に【文化通信】
・02月17日 動き出した電子マンガ「中古売買」の成算【東洋経済オンライン】
・02月17日 JPO・取協、出版情報「BooksPRO」でマーケットイン、書店ファースト実現へ【文化通信】
・02月14日 楽天、8年ぶり最終赤字、前期318億円赤字、米リフトの減損響く、重い携帯投資、金融は好調【日本経済新聞】
・02月14日 凸版印刷麿社長「顧客と対話、開発に生きる」、トップの横顔【日経産業】
・02月14日 カシオ計算機、老後の空き時間に電子辞書、文学作品3000作や歴史・園芸解説【日経産業】
・02月13日 電通、一転最終赤字808億、前記のれん減損響く【日本経済新聞】
・02月13日 大日印・凸版、営業増益、4~12月キャッシュレス化追い風【日本経済新聞】
・02月13日 出版製本、発行部数・頁数が減少、1年間で20ライン減、1400~1600万部の生産機能失う、東京都製本工業組合金子氏【新文化】
・02月13日 集英社「鬼滅の刃」、週間コミックランキングトップ10を独占【新文化】
・02月13日 イガラシプロ、書誌情報のチラシをポスティングサービス【新文化】
・02月13日 アマゾンジャパン、「仲間卸」による書店直販開始発表、事実上の取次参入、「既存調達ルートの補完」【文化通信】
・02月12日 政府クラウド、アマゾンに人事・文書管理基盤システム発注へ、政府はITシステムを原則クラウドに切り替える【日本経済新聞】
・02月10日 楽天ブックス、学参や問題集は今も「紙」で、理系人気は本の売り上げにも影響【新文化】
・02月10日 富士山マガジン、米メレディスと代理人契約、雑誌ブランド16タイトルなど扱う【文化通信】
・02月10日 二子玉川本屋博を初開催、2日間で3万人以上が来場【文化通信】
・02月09日 米カノピー、米国で大学や図書館を対象とした人気の一見無料の映画配信、大学や図書館が施設費用を負担【日経MJ】
・02月09日 電通グループ、企業のアプリ活用一括支援【日経産業】
・02月07日 日経広告研究所、国内広告費20年度は微増予測、インターネットが6.4%増見込【日経産業】
・02月07日 KADOKAWAラノベ「魔法科高校の劣等生」19年9月に累計1000万部、息長いヒット作【日経MJ】
・02月06日 フローラル出版、「史上最強のCEO」初版100万部、異例の報奨制度導入【新文化】
・02月06日 図書印刷、UNIWORXを子会社化、ウェブマーケティング展開【新文化】
・02月06日 海賊版サイト、漫画村は閉鎖されたがなお横行、赤松健さんに聞く【産経】
・02月06日 インプレスR&D、著者向けPODサービス6カ国のアマゾンで販売、他社受託コンテンツも扱う、国内市場は年間1億円規模【新文化】
・02月06日 JPO、BooksPRO入力画面を開設、東京・京都で入力講座【新文化】
・02月06日 Googleクッキー制限、プライバシーと利便性、ネット広告両立探る【日経産業】
・02月05日 日本HP、デジタル印刷拡大、岡隆史社長「商業印刷のデジタル化や3Dプリンターに集中してゆく」【日経産業】
・02月05日 セイコーエプソン、プリンター個人にサブスク【日経産業】
・02月05日 コンジェントラボ、手書き文字AI読み取り、画像データに転換し記録【日経産業】
・02月05日 京セラが商業用プリンターに本格的に参入【日経産業】
・02月05日 GAFA、売上高過去最高、市場支配加速、主要事業逆風下でも好調、10~12月期決算【読売】
・02月03日 博報堂DYMP、新聞記事から動画自動作成、AIで要約して音声付きの動画に仕上げる。中国新聞社が試験的に導入【日経産業】
・02月03日 政府、AI関連予算3900億円、国家戦略、成長を後押し【産経】
・02月03日 書店の売り場面積20年で5万坪以上縮小、アルメディア調査【文化通信】
・02月03日 出版市場が増加に転じる、紙の縮小を電子がカバー、週刊誌が1千億円割る、電子コミックは3割増に、出版科学研究所調べ【文化通信】
・02月01日 巨大IT規制、デジタル広告「取引透明に」、新聞協会が意見書【読売】
・02月01日 スマホ出荷台数、ファーウェイがサムソンに次いで世界2位、アップル超え【読売】





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