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電子出版制作・流通協議会



2018/09/13 電流協 メールマガジン



電流協 メールマガジン 第43号  2018/9/13

   電子図書館・電子書籍貸出サービス アンケート2018 について



いつもお世話になっております。 電流協事務局です。

メールマガジン第43号をお送りいたします。


電流協の会員の皆様、これまでに電流協セミナー、イベント等に参加いただいた皆様にお送りいたします。


配信が不要の方はお手数ですが下記のアドレスにて、ご連絡をお願い致します。

★メールマガジンの解除、登録は下記よりお願いいたします。
 https://aebs.or.jp/mail_magazine.html






 目次



【1】電子図書館・電子書籍貸出サービスアンケート2018 について

【2】公共図書館における電子図書館サービス導入館一覧 資料公表の件

【3】セミナー『電子書籍アクセシビリティ向上への期待』 開催のご案内

【4】活動報告・今後の活動スケジュール

【5】電子出版ニュース







【1】電子図書館・電子書籍貸出サービスアンケート2018 について



電子出版制作・流通協議会(電流協)では、公共図書館及び大学図書館における「電子図書館サービス・電子書籍貸出サービス」等の導入について、その課題(メリット及びデメリット)や行政・自治体・民間で導入の際に整理すべき事項を取りまとめることを目的にアンケートを実施しています。

今年度も7月20日より8月22日までアンケートを実施し、公共図書館様 509館(N=1005、回収率50.6%)、大学図書館様 139館(N=237、回収率58.6%)のご回答をいただきました。

現在、鋭意集計を行っており、本年11月初旬に発行予定の「電子図書館・電子書籍貸出サービス 調査報告書2018」にまとめて発表する予定です。

今回アンケートにご回答いただきました図書館様には、アンケート結果報告を10月下旬にご連絡させていただきます。

ご協力ありがとうございました。


その他、本アンケートに関するお問合せは 電流協 事務局 長谷川 までご連絡いただきたくお願いいたします。
https://aebs.or.jp/contact.html


参考:昨年度資料「電子図書館・電子書籍貸出サービス 調査報告書2017」
http://www.aebs.or.jp/books5.html







【2】公共図書館における電子図書館サービス導入館一覧 資料公表の件



前項記載の「電子図書館・電子書籍貸出サービス 調査報告書」において、「電子図書館サービス(電子書籍貸出サービス)」の導入館を掲載してきました。

近年「電子図書館サービス」を導入する公共図書館が増加していることから、導入館一覧について年一回の調査報告書上での掲載だけではなく、電流協ホームページ上での定期的な(年4回程度)公表を行うこととしました。

第1回目として、2018年7月1日現在の「公共図書館における電子図書館サービス導入館一覧」を公表いたしました。

2018年7月1日現在の電子図書館(電子書籍貸出サービス)実施数
・実施自治体 81自治体
・電子図書館 78館


詳しくは、
 電子図書館(電子貸出サービス)実施図書館(2018年7月1日)
 https://www.aebs.or.jp/Electronic_library_introduction_record.html
をご覧ください。







【3】電流協オープンセミナー 開催のご案内

     『電子書籍アクセシビリティ向上への期待』

      講師  : 株式会社ミツエーリンクス 木達 一仁 氏
      開催日時: 2018年10月10日(水)15:00~16:30
      開催場所: JCIIビル 6階会議室 



EPUBのアクセシビリティに関する仕様は、EPUB 3.1としてまとめられた「EPUB Accessibility 1.0」であり、この仕様はEBUP 3.0.1などの古いバージョンにも適用可能なものとなっています。
EPUBのアクセシビリティについて、ベースの仕様となったWCAG(Web Content Accessibility Guidelines)を紐解きながら概観します。

【タイトル】
電子書籍アクセシビリティ向上への期待

【内容】
Webコンテンツをより多くの利用者にとって、またより多様な利用状況において使いやすくするためのガイドラインとして、世界中で利用されているWCAGが2018年6月、バージョン2.0から2.1へ9年半ぶりにアップデートされました。WCAGは、EPUBコンテンツのアクセシビリティを確保する際にも利用されるガイドラインです。
本セミナーではWCAGのアップデート内容を紹介しつつ、Webのアクセシビリティに長年携わってきた立場からアクセシビリティの意義や重要性を改めて俯瞰し、電子書籍アクセシビリティ向上への期待をお話しいただきます。

【開催日時】
2018年10月10日(水)15:00~16:30(14:30 開場・受付開始)

【開催場所】
〒102-0082 東京都千代田区一番町25番地 JCIIビル 6階会議室

アクセス:http://www.jcii-cameramuseum.jp/map/map.html
最寄駅:東京メトロ・半蔵門線  半蔵門駅 4番出入口より徒歩1分

※ JCII…Japan Camera Industry Institute
      一般財団法人 日本カメラ財団

【講師】
株式会社ミツエーリンクス 木達 一仁 氏

【参加費】
電流協会員社:無料、非会員社:2,000円(当日会場にて申し受けます)

【定員】
100名
※ 定員を超過した場合は、お断りする場合がございますので、ご了承願います。

【お申込み方法】
お申込みは下記よりお願いいたします。
https://aebs.or.jp/seminar20181010.html

【配布資料】
講演日前日までに電流協ホームページの当該セミナー案内ページに掲載いたします。



木達 一仁(きだち かずひと)氏 プロフィール
宇宙開発関連組織でウェブマスターとしての経験を積んだ後、IT業界へ。以来、Webコンテンツの実装工程に多数従事。2004年2月より株式会社ミツエーリンクスに参加、現在は取締役(CTO)。クライアントワークとしては、主にフロントエンドの設計や実装、関連ガイドラインの策定に従事。ウェブアクセシビリティ基盤委員会(WAIC)委員。







【4】活動報告・今後の活動スケジュール



○活動報告

▽ 08月03日(金) 13:30-14:50 第44回 広報普及委員会


広報普及委員会の本年度の活動テーマの検討と、各部会、研究会などへの助言、支援の方法などについて検討を行った。各部会との協調を図りながらステークホルダーへの発信の範囲と内容を検討し、その中で有効な手段を検討していくことになった。


▽ 08月03日(金) 15:30-17:00 第1回 海賊版サイト対策研究WG


・海賊版対策の歴史と04月13日の政府の「インターネット上の海賊版サイトに対する緊急対策(案)」の発表及び「漫画村」閉鎖に至る経緯や、内閣府が知的財産戦略本部に設置したタスクフォースの概要及び第1回(06/22)から第4回(07/25)までの議論の流れを共有した。
・さらに参加者による電流協としての対応の検討を行い、タスクフォースが9月中旬に提出する予定の「中間まとめ(案)」に関するパブリックコメントの募集に対応し、必要な場合にはコメントを入れることを決定した。


▽ 08月28日(火) 13:30-14:40 第23回 流通規格・流通配信部会


前回まで議論したテーマ案以外も含め2点の候補について議論し、1)電子書籍のレイティング、2)教育市場の電子化とインフラ環境、の2案について、現状の理解を進めていくことを出発点として事務局で進め方を検討することになった。
また情報交換としてhon.jpの現在の状況、及び、正規版配信サイトマークについて報告と情報共有を行った。


▽ 08月28日(火) 15:30-16:45 第32回 デジタル印刷・オンデマンド制作流通部会


・「電流協デジタルオンデマンドハンドブック(仮称)」の発行を検討することについて意見交換を行った。
・お客様(出版社)がなぜ、デジタル印刷を導入するのかの「ニーズ」「課題解決」を具体的に明確化するとともに、ショートラン(小ロット生産、申込前生産(含む))とプリントオンデマンド(注文生産、1冊から生産)については、区別する必要がある。


▽ 08月30日(木) 13:00-15:00 第74回 電子図書館・コンテンツ教育利用部会


・今年実施した電子図書館・電子書籍貸出サービスアンケートの結果速報を報告した。
また、調査報告書のスケジュール確認と執筆分担の確認作業を行った。
・08月31日に公表する「公共図書館 電子図書館サービス(電子書籍貸出サービス)導入館情報」について内容確認を行った。


▽ 08月30日(木) 15:30-17:00 第53回 電子出版ビジネスモデル研究会


出版関連のニュースから、新しいビジネスモデル等について考察し情報共有を行った。
(1)業界動向その他
全国出版協会・出版科学研究所は07月25日発行の「出版月報」7月号で、2018年上半期の書籍・雑誌分野別動向と電子出版市場調査結果を発表した。紙+電子出版市場は7827億円(前年同期比5.8%減)、電子出版市場は1125億円(同9.3%増)と推計。電子出版市場では、電子コミックが864億円(同11.2%増)、電子書籍(文字もの)が153億円(同9.3%増)、電子雑誌が108億円(同3.6%減)。電子雑誌は同研究所調べでは初の減少。dマガジン会員ベース縮小の影響 (hon,jp 07/26)


▽ 09月03日(月) 15:30-16:45 第45回 広報普及委員会


広報普及委員会の本年度の活動テーマの検討と、各部会、研究会などへの助言、支援の方法などについて検討を行った。他団体との交流については3団体と協議することになった。



○活動スケジュール

▽ 09月28日(金) 13:30-15:00 流通規格・流通配信部会

▽ 09月28日(金) 16:00-17:00 電子図書館・コンテンツ教育利用部会

▽ 10月03日(水) 13:30-15:00 デジタル印刷・オンデマンド制作流通部会

▽ 10月04日(木) 13:30-15:00 広報普及委員会

▽ 10月04日(木) 15:30-17:00 電子出版ビジネスモデル研究会

▽ 10月10日(水) 15:00-17:00 制作規格部会主催 オープンセミナー
               『電子書籍アクセシビリティ向上への期待』







【5】電子出版ニュース



・08月31日 電通が「個人データ銀行」 提供情報、自分で選択 プライバシー、消費者の視線厳しく 【日本経済新聞】
・08月31日 政府海賊版サイト対策有識者会議、中間骨子案、対策歩み寄れず、接続遮断に賛否 【日経産業】
・08月31日 アマゾン、輸出代行 日本の中小向け、100ヵ国に 【日本経済新聞】
・08月30日 日本マクドナルド・小学館、「本のハッピーセット」が大人気、2週間で品切れ店も、第二弾リリース 【新文化】
・08月30日 アマゾン関連会社のAudible、音声コンテンツDL販売を開始、会員向けコイン制に移行 【新文化】
・08月27日 電通が純粋持ち株会社へ、グループの一体化、法令順守を強化 【文化通信】
・08月27日 中央社決算、雑誌落ち込み減収減益、今期は店頭予約に着手 【文化通信】
・08月27日 政府海賊版サイト幅広く対策、有識者会議共同座長村井純氏に聞く 【日本経済新聞】
・08月23日 富士山マガジンサービス、雑誌の新モデル確立へ、電通と新会社、コンテンツを加工・流通、マガポート、記事データを変換し利活用、AI活用でコスト抑え、迅速化 【新文化】
・08月23日 アマゾンジャパン、「Kindleインディーズマンガ」開始1カ月でDL数十万回 【新文化】
・08月20日 楽天とウォルマート、米国で電子書籍事業開始 【文化通信】
・08月20日 電通、デジタル分野拡大、M&Aや出資積極的 【日経産業】
・08月20日 講談社とピクシブ、マンガアプリ「パルシィ」正式版をリリース 【文化通信】
・08月20日 講談社×トーハン、地図アプリを活用して店頭を活性化 【文化通信】
・08月20日 SCREENとイタリア製本装置大手メカテクニカ社、印刷・製本装置システム連動 【日経産業】
・08月18日 出版団体軽減税率政府と対立、「有害図書以外適用を」 【産経新聞】
・08月14日 出版取次、本売れず、ネット書店台頭、物流費追い打ち、「流通の要」モデル揺らぐ 【日本経済新聞】
・08月09日 楽天「楽天マガジン法人プラン」開始、法人対象の読み放題サービス 【新文化】
・08月09日 丸善ジュンク堂、「dポイント」「Pontaポイント」導入75店舗に拡大 【新文化】
・08月09日 日教販、教科書の物流機能を移管、京葉流通倉庫笹目流通センターへ 【新文化】
・08月09日 電子出版市場2017年度2241億円前年比13.4%増、無料漫画アプリ広告市場100億円に、インプレス総研 【新文化】
・08月09日 出版広報センター「STOP! 海賊版」キャンペーン、参加36社、ツイッターで呼びかけ 【新文化】
・08月09日 オトバンク調査、オーディオブックユーザーの61%「本を読む機会増えた」 【新文化】
・08月09日 LINE DF、マンガ賞集英社と共催、編集者つき連載権も 【新文化】
・08月09日 Jコミックテラス、「絶版作品の収益化」実証実験、「マンガ図書館Z]で実日の8871作品、第三者投稿も募る、著作者に広告収益の8割還元 【新文化】
・08月09日 「漫画村」など海賊版サイト、復活ならブロッキング、NTT社長が方針 【新文化】
・08月08日 出版各社、漫画の無料配信充実、「H2」や「宇宙兄弟」も 【日経MJ】
・08月06日 メディアドゥ、電子書籍のマーケティング支援、190億円事業に、音声要約などサービス充実 【日経産業】
・08月06日 講談社、連載開始から6カ国語同時配信、プロモーション・海賊対策に期待 【文化通信】
・08月06日 講談社、デジタル広告4割超える勢い、リアルと電子の広告賞統合へ 【文化通信】
・08月06日 DOD出版センター、研文社尼崎工場見学開催、オンデマンドの事例を報告 【文化通信】
・08月03日 Jコミックテラス、出版社と連携、マンガ投稿許諾得て公開、作家も収益 海賊版に対抗 【日経産業】
・08月02日 ディノス、通販カタログ「一人1冊」、購買分析し商品お薦め 【日本経済新聞】
・08月02日 国立国会図書館、NDLサーチ近刊情報を提供へ、JPROとの連携強化 【新文化】
・08月02日 2018年上半期出版物推計、紙と電子で7827億円、電子合計は1125億円(前年比9.3%増) 【新文化】
・08月01日 国際的な印刷機器展示会「IGAS2018」開催、デジタル印刷技術PR 【日経産業】






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