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電子出版制作・流通協議会



2018/05/14 電流協 メールマガジン



電流協 メールマガジン 第39号  2018/5/14

  『電流協アワード2018』 【大賞】1件 ・ 【特別賞】4件 を発表!!



いつもお世話になっております。 電流協事務局です。

メールマガジン第39号をお送りいたします。


電流協の会員の皆様、これまでに電流協セミナー、イベント等に参加いただいた皆様にお送りいたします。


配信が不要の方はお手数ですが下記のアドレスにて、ご連絡をお願い致します。

★メールマガジンの解除、登録は下記よりお願いいたします。
 https://aebs.or.jp/mail_magazine.html






 目次



【1】『電流協アワード2018』 【大賞】1件 ・ 【特別賞】4件 を発表

【2】活動報告・今後の活動スケジュール

【3】電子出版ニュース






【1】『電流協アワード2018』 【大賞】1件 ・ 【特別賞】4件 を発表

   【電流協大賞】
    ■Magaport記事サービス
     /株式会社 電通、株式会社 富士山マガジンサービス
   【電流協特別賞】
    ■「ハートフルブック」サービス/欧文印刷株式会社
    ■NovelJam/NPO法人 日本独立作家同盟
    ■NetGalley/株式会社出版デジタル機構
    ■hontoブックツリー/株式会社トゥ・ディファクト



電流協は、平成29年度事業として「電流協アワード」を創設いたしました。

本アワードは電子出版分野の制作と流通における企業・団体等の優れた製品/サービス/業績/研究等を表彰することにより、電子出版市場の活性化と発展に寄与することを目的として創設し、今後毎年 電流協大賞、電流協特別賞の表彰を行ってまいります。

本年度は、3月26日に電子出版関連の学識者やメディアの方々で構成された選考委員会を実施し、電流協会員会社から推薦された案件の中から電流協大賞1件、電流協特別賞4件を選考いたしました。


【電流協大賞】1件

■Magaport記事サービス/株式会社 電通、株式会社 富士山マガジンサービス

富士山マガジンサービスが開発した最新のAI技術を導入、記事データをテキストや画像単位のマイクロコンテンツに自動変換し、企業のオウンドメディア、ニュースサイト、電子書店など様々な媒体で使えるようにする。電子雑誌を紙雑誌のレプリカとして生かすのではなく、収録されているあらゆるコンテンツを幅広く活用しようとする試みは注目される。記事のアーカイブスとしての位置付けに発展していけば素晴らしい。


【電流協特別賞】4件

■「ハートフルブック」サービス/欧文印刷株式会社

知的障がいのある人や高齢者、外国人など読書に困難を伴いやすい人のために、ピクトグラム(絵記号)などを添えてわかりやすく・読みやすく作られた図書「LLブック」について、オンデマンドサービスの領域に特定して障がい者向けのサービスとして構築し、LLブックの理解と普及に貢献している。アクセシビリティとオンデマンド分野での功績を表彰する。

■NovelJam/NPO法人 日本独立作家同盟

ジャムセッション(即興演奏)のように、参加者が互いに刺激を得ながらその場で作品を創り上げていく活動を展開。「著者」と「編集者」と「デザイナー」がリアルに集まってチームを作り、ゼロから小説を書き上げ編集・校正して表紙を付け「本」にして販売までを行う『短期集中型の作品制作・販売企画』。デジタル・ネットワーク技術を活用した、革新的で自由な出版活動を行える人材の育成を目指し、独自の活動を行っている点を評価する。人材育成と技術の普及への貢献を表彰する。

■NetGalley/株式会社出版デジタル機構

出版社が提供する発売前の作品のゲラを登録ユーザーに提供する仕組み。書店員や書評担当者への紙によるゲラの送付が効率化できたことや、ユーザーを一般レビュアーに広げた点が評価できる。さらに踏み込んで、事前予約や店頭POPへの転用など、今後の活用にも期待したい。電子出版分野でのプロモーションに関する功績を表彰する。

■hontoブックツリー/株式会社トゥ・ディファクト

本好きの人の思いがけない本との出会いを提供し、書店には過去の名著や人目に触れる機会の少ないロングテール作品に気づいてもらう場を提供。ネットとリアル店舗のフェアにも展開し集客にも寄与している。電子出版分野でのプロモーションに関する功績を表彰する。


尚、選考委員は以下の方々です。

選考委員長  植村八潮氏(専修大学教授)
選考副委員長 矢口博之氏(東京電機大学准教授)
選考委員   星野 渉氏(本の学校、文化通信)
 〃     落合早苗氏(O2O Book Biz)
 〃     千葉弘幸氏(印刷技術協会)
 〃     堀 鉄彦氏(コンテンツジャパン)
 〃     落合 巧氏(電流協 広報普及委員会委員長)


表彰式は以下の通り開催いたします。

<表彰式>
日 時:5月22日(火)16:00~16:30
場 所:トッパン小石川テラス 2階
住 所:東京都文京区水道1丁目3番3号

【参考】
尚、同日は電流協総会・懇親会が開催されます。
<総会> 15:00~15:45
トッパン小石川ビル 印刷博物館地下1階「グーテンベルクルーム」
<懇親会>16:30~17:30
トッパン小石川テラス 2階






【2】活動報告・今後の活動スケジュール



○活動報告

【4月】

▽ 4月10日(火) 13:30-14:30 第42回 広報普及委員会

電流協アワードに関して、選考委員会を開催し表彰候補についての検討内容に関して議事録に基づいて報告した。
その他、各委員会、部会、研究会の活動について報告を行い、情報発信効果を高めるための助言を行った。
また、来年度以降の方針、テーマについて事務局より説明しディスカッションした。


▽ 4月12日(木) 15:30-16:30 流通委員会 第20回 流通規格・流通配信部会

今年度の進捗状況を確認し、次年度の方向性について議論した。専門書の電子化に関わる調査研究については引き続き実施に向けて注力することとし、新たに外部団体から申し出を受けた共同調査事業については、実現に向けて検討していくことになった。共通書誌に関する調査研究については、JPOが進めている書誌情報の整備に協力し、流通側が電子の拡販につながっていく書誌情報の流れなどを検討していくこととした。有識者の招聘に関するテーマについてはこれまで通り実施していくが、会員向けセミナー、オープンセミナーなどの実施も含めて企画していく。


▽ 4月13日(金) 15:00-17:00 技術委員会 第30回 オンデマンド制作流通部会

・今回の展示会の成果などを生かした「電流協デジタルオンデマンドハンドブック(仮称)」の発行を検討することについて意見交換を行った。
・今期の部会の名称を「デジタル印刷・オンデマンド制作流通部会」と一部改名することとなった。
・「進化するデジタル印刷展」の報告、セミナー申し込み状況の説明を行った。


▽ 4月19日(木) 15:30-17:00 第50回 電子出版ビジネスモデル研究会

「電子出版・出版業界の動向」
1)米アマゾン 国外からの購入を容易にする新機能をアプリに追加。対象となる商品4500万品目以上を、米国外のユーザーがモバイルアプリから検索、購入できるように。英語、スペイン語、簡体字中国語、ドイツ語、ブラジルポルトガル語の5つの言語で表示でき、25種類の通貨が支払いに使用できる。対象となる商品には配送料と輸入税推定額が表示(CNET 04/15)
2) 米アマゾン 「プライム会員」が1億人突破 会員数を初めて公表 (日経 04/18)


▽ 4月27日(金) 15:00-16:30 流通委員会 第71回 電子図書館部会

・公共図書館の電子書籍貸出サービス導入館について、サービスが継続しているか、終了しているかなどの調査を行い集計発表するなど、調査方法について検討した。
・今年実施する電子図書館・電子書籍貸出サービスアンケートの対象について検討した。
・今後の「電子図書館・電子書籍教育利用セミナー」実施についての検討を行った。




○5月の活動スケジュール

▽ 5月12日(土) 13:30-15:30 「進化するデジタル」展(電流協共催)セミナー 「デジタル印刷出版の海外事例」

▽ 5月19日(土) 13:30-15:30 「進化するデジタル」展(電流協共催)セミナー 「デジタル印刷情熱大陸! 実践者は語る」(1)「Web×デジタル×パッケージ ハコプレサービスのご紹介」(2)「クリエイターの絵本による地域創生」(3)「地域コミュニティとのコンテンツ活用戦略」(4)「アジアの子どもたちへ! PODを活用した教材支援」

▽ 5月22日(火) 15:00-16:00 第8回 電子出版制作・流通協議会 総会






【3】電子出版ニュース



・04月26日 プレジデント社、コンテナスト・ジャパンと雑誌販売で業務提携 【新文化】
・04月26日 トーハン、売り場改革に本腰。「事業領域拡大へ」、出版社に定価アップ求める 【新文化】
・04月26日 雑協「次世代雑誌販売戦略会議」、18年度活動方針を承認 【新文化】
・04月26日 コミック出版社の会、政府海賊版対策に歓迎の声明発表 【新文化】
・04月26日 (株)フライヤー、要約サイト「flier」音声サービス開始。ビジネス書1冊を15分で聞ける。会員18万人超。無料会員にも20点の音声を公開 【新文化】
・04月26日 アマゾンジャパン、世界本の日を記念して「キッズブックウィーク」開催 【新文化】
・04月26日 LINE、1月~3月期、13億円赤字。 金融分野などサービスの拡大・AIの技術開発などで費用かさむ 【日本経済新聞】
・04月25日 カカオジャパン、漫画アプリ「ピッコマ」直近売上高、漫画アプリの中で2位、大手LINEに次ぐ。ライト層を開拓 【日経産業】
・04月24日 アマゾンジャパン、「キンドルストア」で、海賊版サイト「漫画村」から違法コピーされたとみられる漫画が配信。集英社からの削除要請を受け、配信を停止 【日経産業】
・04月24日 アマゾン、簡単AI分析日本でも、アマゾンクラウド年内に拡充、技術者用新サービス 【日経産業】
・04月24日 アース・スターエンターテインメント、CCCのグループの出版社泰文堂全株式を取得し子会社化 【文化通信】
・04月24日 NTTグループ政府要請受け、海賊版サイト遮断。対象は「漫画村」など3サイト 【日経産業】
・04月24日 CCC、旭屋書店に出資。株式3割強取得。共通ポイント活用 【日本経済新聞】
・04月23日 ベネッセ、小学生プログラミング教育「進研ゼミ」で提供 【日経産業】
・04月23日 ネクステップ・ソリューションズ、新聞社向け有料電子版ソリューション「MOORA」販売開始。函館新聞社と共同開発 【文化通信】
・04月23日 日経が有価証券報告書提出。部数+電子版は305万に 【文化通信】
・04月23日 知的財産戦略本部、海賊版サイトの緊急対策決定、サイトブロッキングなどを実施、次期国会に向け法制準備 【文化通信】
・04月23日 株式会社共同通信社、矢野経済研究所をグループ化 【文化通信】
・04月20日 カカオジャパン、アプリ強化。新作漫画 日中韓で同時に、アニメ・ドラマも配信、この夏スタート 【日経産業】
・04月20日 アマゾン、日本独自作品を海外配信。有料会員世界で1億人突破、顧客の3分の1加入 【日経産業】
・04月19日 アムタスなど電子書店5社、「日本電子書店連合」設立。正規版購入への理解と啓蒙活動、海賊版サイト対策などを行う 【新文化】
・04月17日 人材サービス世界最大手のアデコ(スイス)、デジタル教育米社買収。6ヵ国・地域で展開 【日本経済新聞】
・04月16日 日本出版インフラセンター、JPRO「第2フェーズ」Web入力説明会を開催。書協DBセンターの組織統合を報告 【文化通信】
・04月16日 トーハン、「Digital e-hon」4月27日でサービス終了 【自社リリース】
・04月16日 総務省、ICT活用の未来像。AIが「料理」「運転」、人口減でも持続成長へ 【日本経済新聞】
・04月16日 世界文化社、デジタル強化へ。DMPやCRM導入。新メディア「レアニッポン」開設 【文化通信】
・04月16日 慶大と日経、AIで記事を漫画化。会話形式で簡単に 【日本経済新聞】
・04月13日 フェイスブック公聴会終了、ネット無料モデル転機。規制・広告遮断 収益に影 【日本経済新聞】
・04月13日 NTTコム・凸版など、タブレット学習で実証実験。東京都小金井市教育委員会と協力し市内の小中学校に学習システムを導入 【日本経済新聞】
・04月12日 日米政府、対中デジタル戦略で連携、WTOでルール作り。データ囲い込み阻止 【日本経済新聞】
・04月12日 政府、海賊版サイト閲覧の遮断を事業者に要請へ。漫画やアニメを無断で掲載 【日本経済新聞】
・04月12日 コンテンツ東京(4月4日~6日開催)、42,500人が来場、7展示会、1,680社が出展、「AI・人工知能EXPO」併設 【新文化】
・04月12日 携帯3社、メッセージ統一。 LINE包囲網、世界と戦えるか  【日経産業】
・04月12日 伊藤忠・住商、新体制始動、デジタル領域拡大 【日経産業】
・04月10日 教育委員会が所管している博物館・図書館、首長の移管で活性化、観光・産業と円滑連携。中教審で議論 【日本経済新聞】
・04月09日 ライザップ、サンケイリビング買収。フリーペーパーのトップ2社を子会社化。総発行部数は約2,000万部 【文化通信】
・04月09日 出版海賊版対策のいま(文化通信緊急連載)、巨大侵害サイトなぜ野放しに?、リーチサイト、匿名配信などが壁に 【文化通信】
・04月06日 電通グループ、インターネット広告市場の詳細分析と18年の見通しまとめ。ネット広告17.9%増、「運用型」の比率が高まる 【日経産業】
・04月05日 文藝春秋松井社長、図書館での文庫貸し出し「2、3カ月猶予を」、図書館へ再度提言。第14回「千代田区立図書館×出版社情報交換会」で 【新文化】
・04月05日 トランプ大統領、Amazon批判勢い増す。中間選挙にらむ? 【日本経済新聞】
・04月05日 トゥ・ディファクト、北海道内の書籍配送。DNP物流網を使用 【新文化】
・04月05日 宝塚市図書館、HP検索から書物購入が可能に。Amazon、紀伊國屋書店、楽天ブックス、e-honとリンク 【新文化】
・04月05日 出版物貸与権管理センター、「ライトノベルのレンタル実証実験」結果公開。人気作のレンタル需要あり 【新文化】
・04月05日 雑協、雑誌広告効果測定調査「M-VALUE」報告作成 【新文化】
・04月05日 絵本ナビ、進展する「市販絵本デジタル読み放題」、お気に入りの絵本に出会える「全ページためしよみ」に反響、試し読み対象作品2100点 【新文化】
・04月05日 アマゾン、配送料引き上げの深謀。有料会員への誘導 【日経産業】
・04月05日 DOD出版センター浴野社長、「出版の多様性・継続性」テーマに、PODの役割 具体例を示す。協同出版創立70周年記念セミナー 【新文化】
・04月02日 電通・CCI・D2C、ネット広告媒体費の内訳初公開。ディスプレイとリスティングが約8割に、モバイル広告初の1兆円超え 【文化通信】
・04月02日 出版広報センター、「海賊版」で緊急WG設置、大手出版社などで構成、”国家レベルの課題に対応”、菅官房長官がコメント、サイトブロッキングに言及 【文化通信】
・04月02日 絵本ナビ、(株)ブライト・ウェイから育児無料情報誌を譲受、子育て業界にネット構築 【文化通信】






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