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電子出版制作・流通協議会



2017/10/11 電流協 メールマガジン



電流協 メールマガジン 第32号  2017/10/11

   『電子図書館・電子書籍貸出サービス 調査報告2017』 発刊のご案内



いつもお世話になっております。 電流協事務局です。

メールマガジン第32号をお送りいたします。


電流協の会員の皆様、これまでに電流協セミナー、イベント等に参加いただいた皆様にお送りいたします。


配信が不要の方はお手数ですが下記のアドレスにて、ご連絡をお願い致します。

★メールマガジンの解除、登録は下記よりお願いいたします。
 https://aebs.or.jp/mail_magazine.html






 目次



【1】『電子図書館・電子書籍貸出サービス 調査報告2017』 発刊のご案内

【2】シンポジウム開催のご案内
   東洋大学「人間価値研究会ダイバーシティ研究グループ」主催
   『障害者差別解消法と電子書籍のアクセシビリティ』
            
【3】セミナー開催のご案内  《《《 参加申込受付中 》》》
   『変貌する出版プラットフォーム2.0』
   − 内外の2017年の動きを踏まえ、今後の方向を占う −

【4】活動報告・今後の活動スケジュール

【5】電子出版ニュース





【1】『電子図書館・電子書籍貸出サービス 調査報告2017』 発刊のご案内


電流協「電子図書館部会」では、今年度(2017年度)、全国の公共図書館・関東地区の大学図書館に対し「電子図書館・電子書籍貸出サービス」の導入状況や導入意向に関するアンケートを実施しました。また、合わせて電子図書館・電子書籍貸出サービス事業者に対しても、各社のサービス実体に関するアンケートを実施いたしました。

これらのアンケート回答の結果と考察や、昨年実施した「学校図書館における電子書籍利用調査」の結果と考察等をまとめた報告書を、「電子図書館・電子書籍貸出サービス 調査報告書2017」として11月初旬に発刊する予定です。


調査報告書の概要は以下のとおりです。
なお、具体的な発行日、価格等が決まりましたら、電流協ホームページ等でご案内いたします。

 書名   : 電子図書館・電子書籍貸出サービス 調査報告2017
 編集・著作: 植村八潮、野口武悟、電子出版制作・流通協議会
 発売   : 印刷学会出版部
 発行形態 : B5版
 発行予定日: 2017年11月初旬


『予定内容』

第1章 公共図書館における「電子図書館・電子書籍貸出サービス」調査の結果と考察

第2章 大学図書館における「電子図書館・電子書籍貸出サービス」調査の結果と考察

第3章 学校図書館における電子書籍利用調査の結果と考察

第4章 電子図書館・電子書籍貸出サービス事業者へのアンケート調査の結果とその考察

第5章 電子図書館・電子書籍貸出サービス事業者によるサービスの紹介

第6章 米国の電子図書館サービス利用報告

資料編A 「公共図書館 電子図書館・電子書籍貸出サービス等のアンケート」集計結果

資料編B 「大学図書館 電子図書館・電子書籍貸出サービス等のアンケート」集計結果

資料編C 図書館の電子書籍に関する用語の説明


☆お問い合わせはお手数ですが下記よりお願い致します。
 https://aebs.or.jp/questionnaire.html





【2】シンポジウム開催のご案内

   東洋大学「人間価値研究会ダイバーシティ研究グループ」主催

    『障害者差別解消法と電子書籍のアクセシビリティ』

    開催日時: 10月31日(火)15:00~17:00
    開催場所: 東洋大学 白山キャンパス 


この度、東洋大学人間価値研究会ダイバーシティ研究グループ主催で、『障害者差別解消法と電子書籍のアクセシビリティ』と題したシンポジウムが行われます。


※電子出版制作・流通協議会は日本出版学会と共に、本シンポジウムを後援いたします。


【シンポジウムの開催趣旨】
電子書籍の普及が著しく、発行点数は40万点とも50万点とも言われています。また文字拡大(リフロー)や音声読み上げ機能に対応するものも多くなってきました。しかし、電子書籍が本来持つ、アクセシビリティ機能が十分に生かされているとは言い難い現状にあります。

一方、我が国において、国連の「障害者の権利に関する条約」の締結に向けた国内法制度の整備の一環として、2016年4月「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」(「障害者差別解消法」)が施行されています。

本シンポジウムでは、国連障害者権利委員会委員の石川准静岡県立大学教授をお迎えして、障害者差別解消の国際的取組と日本の立場について基調講演をいただきます。
また、総務省「電子書籍のアクセシビリティを確保するための調査研究」を3年にわたって受託した電流協からの調査研究の総括と、電子書籍のアクセシビリティ確保では大きく遅れている大学図書館等での、今後の対応についての報告を行います。

さらにこれを受けて、5名のパネリストで、電子書籍のアクセシビリティ確保の問題を手がかりに、日本での障害者差別解消、より広くダイバーシティの確保について議論を進めます。


【概要】
テーマ:『障害者差別解消法と電子書籍のアクセシビリティ』

主催:東洋大学 人間価値研究会ダイバーシティ研究グループ
後援:日本出版学会、電子出版制作・流通協議会

内容:

 ○基調報告 石川准 静岡県立大学教授

 ●報告1「電子書籍の音声読み上げ ーSSMLの導入に向けてー」
       大野勝利(アライド・ブレインズ株式会社)

 ●報告2「大学図書館と電子書籍のアクセシビリティ」
       盛田宏久(大日本印刷株式会社hontoビジネス本部)

 ○パネルディスカッション

 <パネリスト>
 ・石川准 静岡県立大学教授
      (国連障害者権利委員会委員、内閣府障害者政策委員会委員長)
 ・植村八潮 専修大学教授(日本出版学会会長)
 ・大野勝利 アライド・ブレインズ株式会社代表取締役社長
 ・加藤千恵子 東洋大学総合情報学部教授
 ・盛田宏久 大日本印刷株式会社hontoビジネス本部

<コーディネータ>
 ・松原聡 東洋大学副学長
      (電子出版制作・流通協議会アクセシビリティ特別委員会委員長)

【開催日時】
2017年10月31日(火)15:00~17:00

【開催場所】
東洋大学 白山キャンパス 8号館 7階 125記念ホール

〒112-8606 東京都文京区白山5-28-20
(都営三田線 白山駅、東京メトロ南北線 本駒込駅下車徒歩5分)

アクセス:http://www.toyo.ac.jp/site/access/access-hakusan.html

※事前の申し込みは不要です。





【3】セミナー開催のご案内       《《《 参加申込受付中 》》》

     『変貌する出版プラットフォーム2.0』
     − 内外の2017年の動きを踏まえ、今後の方向を占う −

    開催日時: 10月17日(火)15:00~16:30
    開催場所: JCIIビル 6階会議室 


2016年度の日本の電子書籍・電子雑誌の市場は2,278億円で、前年比24.7%増と推計されており、2021年度には2016年度の1.6倍の3,560億円程度になると予測されています。(出典:インプレス総合研究所『 電子書籍ビジネス調査報告書 2017』)

本セミナーは、電子書籍・電子雑誌市場(電子出版市場)における国内外のプラットフォーマー及びプラットフォームの動向分析やビジネスモデル分析、これからの導入が予測される新しい基盤技術について概観します。


【タイトル・内容】
『変貌する出版プラットフォーム2.0』
− 内外の2017年の動きを踏まえ、今後の方向を占う −

(1)プラットフォーマーのビジネスモデル分析
・デジタル化による出版ビジネス構成要素“アンバンドル”の歴史を振り返る
・Amazonのビジネス領域拡大の動向について
・その他プラットフォーマー依存進展の動き総括

(2)国内出版プラットフォームの2017年の動き
・日本におけるデジタルコンテンツプラットフォームの動向
・出版プラットフォームの位置づけとビジネスモデルの変化
・電子コミックアプリ化を起点に始まった“新潮流”
・コミックで動き始めたシェア/レンタル市場

(3)海外出版プラットフォームの2017年の動き
・キーワードは「メディアのAmazonification(Amazon化)」
・米国を中心とした海外ニュースメディア/雑誌ビジネスの現状
・生き残りをかけた雑誌出版社がさまざまな新規事業展開
・顧客基盤を確立は新戦略展開の前提
・生き残りそうなプラットフォームは?

(4)これから本格導入が始まる出版プラットフォーム関連技術と「10年後」の可能性
・「AIファースト/ブロックチェーンファースト」新たな出版プラットフォーム構築の課題と展望


【開催日時】
2017年10月17日(火)15:00~16:30 (14:30 開場・受付開始)

【開催場所】
〒102-0082 東京都千代田区一番町25番地 JCIIビル 6階会議室

 アクセス:http://www.jcii-cameramuseum.jp/map/jcii-map.pdf
 最寄駅:東京メトロ・半蔵門線  半蔵門駅 4番出入口より徒歩1分

※ JCII…Japan Camera Industry Institute
       一般財団法人 日本カメラ財団

【講師】
出版コンサルタント 堀 鉄彦氏

【参加費】
電流協会員社:無料、非会員社:2,000円(当日会場にて申し受けます)

【お申込み方法】
下記URLからお申込みください。
電流協ホームページからもお申込みいただけます。

https://aebs.or.jp/seminar.html



堀 鉄彦(ほり てつひこ)氏 プロフィール
ジャーナリスト/コンサルタント/ホリプランニング代表
1986年日経マグロウヒル社(現日経BP社)入社。日経パソコン、日経ネットナビなどの雑誌副編集長を経て、2010年4月から2015年3月末まで日経BP社ライツセンター/コーポレート管理室マネージャーとして、メディア業界の動向調査や著作権・版権、出版業界団体関連の業務を担当。
2015年4月に退社し、メディアビジネスのジャーナリスト/コンサルタントとして独立。執筆のほか、メディア企業のアドバイザーとして活動中。
現在、「文化通信」にて「変貌する出版プラットフォーム」を連載するほか、複数の出版・コンテンツ関連メディアに執筆中。
出版・著作権等管理販売研究会 顧問、電子書籍を考える出版社の会 フェロー、電子出版制作・流通協議会 電子出版ビジネスモデル研究会 委員、日本出版学会 会員
経産省コンテンツ海外展開情報基盤整備委員会委員(平成25年)
経産省出版海賊版有識者委員会委員(平成23年~27年)
日本雑誌協会デジタル推進委員会法務委員会副委員長、
同広告委員会委員(~平成27年)出版海賊版対策会議座長(~平成27年)





【4】活動報告・今後の活動スケジュール


○活動報告

【8月】
▽ 8月29日(火) 13:30-15:00 技術委員会 第11回 制作規格部会

オープンセミナーとして、(株)マイクロコンテンツ様 及び(株)クイーリー様より、出版社様向けに安全かつローコストで「献本」ができる「電子献本サービス」についてご紹介いただいた。
「暗号化された書籍を、受け取った特定の人だけが、定められた期間だけ読める」画期的なサービスとして、下記項目で説明が行われた。
・電子献本サービス概要 
・デモンストレーション
・採用事例
・“電子献本サービス”運用にあたっての課題
・新たな「出版物を紹介する」仕組みとしての今後の展開
・「献本」に限らない“暗号化済み・閲覧期限付き”ファイルの活用


【9月】
▽ 9月7日(木) 13:30-14:30 第36回 広報普及委員会

各委員会、部会、研究会の活動について随時報告を行い、情報発信効果を高めるための助言を行った。特に、注目度の高いテーマについてはオープンセミナーとして実施し、会員外にもアピールし集客を図ることなど、広報活動全般について意見交換した。さらに、アワードの実施に関わる検討も継続して行った。


▽ 9月11日(月) 13:30-15:00 流通委員会 第14回 流通規格・流通配信部会

(株)数理計画様より、JPO出版情報登録センター(JPRO)について解説いただいた。
2015年に出版情報登録センターが稼働を開始し、2016年の7月には登録書誌情報が100万件を突破している。2017年8月末現在で、基本書誌情報の登録数は118万件でそのうち17万件が電子書籍である。JPROへの出版情報の登録手順は、まずエントリーポイントとして基本書誌5項目を登録し、これに対する書誌の詳細情報を登録していく。JPROの処理の流れとして、出版社がONIX仕様の情報を登録したり、WEB画面から入力したり、支援システム会社からONIX仕様の情報を登録したり、出版デジタル機構の共通書誌情報システムから登録することにより、JPROに蓄積されたデータが、販売会社、書店、一般利用者に提供される流れとなる。



○今後の活動スケジュール

【10月予定】

▽ 10月04日(水) 13:30-15:00 広報普及委員会

▽ 10月04日(水) 15:30-17:00 流通規格・流通配信部会

▽ 10月16日(月) 15:30-17:00 オンデマンド制作流通部会

▽ 10月17日(火) 15:00-17:00 セミナー『変貌する出版プラットフォーム2.0』

▽ 10月20日(金) 15:00-16:00 報告会(会員向け)「IEC63029発行について」

▽ 10月26日(木) 15:00-16:30 電子出版ビジネスモデル研究会


【11月予定】

▽ 11月06日(月) 13:30-15:00 広報普及委員会

▽ 11月07日(火) 13:30-15:00 流通規格・流通配信部会





【5】電子出版ニュース


・09月29日 TSUTAYA 漫画買うと電子版無料贈呈 【日経MJ】
・09月28日 ヤマト アマゾン向け値上げ合意 4割超で 【日本経済新聞】
・09月22日 文科省 英語教材 読み書き重視 小5,6向け 移行期の教材公表【日本経済新聞】
・09月22日 楽天 雑誌風サイト立ち上げ アパレル、女性誌とコラボ 【日経MJ】
・09月22日 NTTスマートコネクト 好みの漫画、AIお薦め 【日経MJ】
・09月21日 アマゾン 法人向け通販進出 月末締め払いも 【日本経済新聞】
・09月21日 大日本印刷 ホワイトハッカー育成事業始める 【日経産業】
・09月21日 出版社、人気漫画などテーマに、VRコンテンツで稼ぐ 【日本経済新聞】
・09月21日 版元ドットコム 「倉庫会社の利用状況調査」 31社が取次出庫に利用 【新文化】
・09月21日 光文社 「VERY」異業種コラボ 携帯電話事業者や鉄道会社と 【新文化】
・09月20日 楽天と講談社 ネット通販連携 女性誌「ViVi」コラボ 【日経産業】
・09月18日 文科省 子どもの読書活動推進 有識者会議 団体ヒアリング実施 【文化通信】
・09月18日 JPO ISBNコードの即時発行システム改修 【文化通信】
・09月13日 セブンイレブン 雑誌取り置き、約2300種、定期購読誌を発売日に 書店減少に対応、前払いなし、宅配も 【日経MJ】
・09月12日 凸版印刷 ICタグ1億枚発注で1枚5円から、小売向け 【日経産業】
・09月12日 図書館、マイナンバー活用 カードで貸出、200自治体で順次 【日本経済新聞】
・09月11日 LINE 無料漫画閲覧新サービスをスタート 【文化通信】
・09月08日 ヤフーや新潮社 文芸誌の連載小説 スマホでも読める、期間限定無料で 【文化通信】
・09月08日 エイベックス系 ユーチューブと連携 著作権使用料「見える化」 利用数に連動JASRAC影響も 【日経産業】
・09月07日 紀伊國屋書店 文春と初の買切契約 初版1万部すべて 【新文化】
・09月07日 最大級「リーチサイト」強制捜査、漫画や書籍の海賊版へ誘導 【日本経済新聞】
・09月07日 電通 ビッグデータ分析、個人ごと最適ネット広告 【日本経済新聞】
・09月07日 アマゾン新拠点 東京・八王子に11月稼働目指す 【日本経済新聞】
・09月06日 現地マンガ タイで芽吹く 配信アプリで普及 電子書籍大手が作品輸出 【日本経済新聞】
・09月06日 カドカワ 乗れるかネットの荒波【日経産業】
・09月05日 米Amazon アマゾン経済圏、VBにも 専用サイトで製品販売支援 2100社超、大ヒット有無【日経産業】
・09月04日 スターツ出版 フリーマガジン「メトロミニッツ」発行、10月からウェブマガジンや予約サービスと連携 【文化通信】
・09月04日 TRC 8月26日から書誌情報の一部オープン化、15項目を無償で提供 【文化通信】
・09月04日 凸版印刷 シュフーとクックパッド 料理動画広告10月スタート 【文化通信】
・09月04日 日販・ファミマ連携 出版不況で街の本屋さん「コンビニになる」 【日経MJ】
・09月04日 オーディオブック市場拡大 育児中に耳学問、本スマホで再生、人気声優起用大ヒット【日経産業】




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