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2016/03/10 電流協 メールマガジン
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電流協 メールマガジン 第12号 2016/03/10
シンポジウム
「スマート・インバウンド・ソリューションへの挑戦と課題」 開催報告
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いつもお世話になっております。 電流協事務局です。
メールマガジン第12号をお送りいたします。
電流協の会員の皆様、これまでに電流協セミナー、イベント等に参加
いただいた皆様にお送りいたします。
配信が不要の方はお手数ですが下記のアドレスにて、ご連絡をお願い致します。
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★メールマガジンの解除、登録は下記よりお願いいたします。
https://aebs.or.jp/mail_magazine.html
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目 次
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【1】立命館グローバル・イノベーション研究機構 公開シンポジウム
「電子書籍の出版・流通と図書館の課題−読書アクセシビリティを中心に」
開催報告
【2】日本印刷産業連合会 市場動向調査部会主催 シンポジウム
「スマート・インバウンド・ソリューションへの挑戦と課題」 開催報告
【3】資料本「電子図書館・電子書籍貸出サービス 調査報告2015」のご案内
【4】活動報告・今後の活動スケジュール
【5】電子出版ニュース
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【1】立命館グローバル・イノベーション研究機構 公開シンポジウム
「電子書籍の出版・流通と図書館の課題−読書アクセシビリティを中心に」
開催報告
日時 : 2016年3月2日(水)14:00~16:30
会 場 : ステーションコンファレンス東京 5階 503 CD
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印刷物の利用が困難な人々の読書アクセシビリティ向上に資する技術・サービス
・制度等について、電子書籍の出版・流通および電子図書館の現状と課題を中心
に意見交換が行われた。
主な項目は以下の通り。
・アクセシブルな電子書籍を提供する場合、市場モデルとしてビジネスを成立
させるか、教科書のように公共調達モデルとするか整理が必要。
・電子書籍のアクセシビリティを考える場合、いきなり完全なアクセシビリティ
の確保を全面的に行うことは現実としては難しい。Web のアクセシビリティ
同様に準拠レベルを複数に分けて段階的に対応していくことが現実的である。
・電子図書館のアクセシビリティ向上の取り組みとし、兵庫県三田市立図書館
の実証実験について報告。
・電子書籍のアクセシビリティ向上の取り組みとして、電子出版制作・流通
協議会が実施している『書籍のアクセシビリティを推進するためのコンテンツ
及び電子書籍リーダーの制作手順に関する調査研究』を報告。
以下、シンポジウム開催概要。
◆日時:2016年3月2日(水)14:00~16:30
◆会場:ステーションコンファレンス東京 5階 503 CD
(JR東京駅日本橋口直結 サピアタワー内)
◆登壇者(五十音順、敬称略):
石川 准(静岡県立大学教授、内閣府障害者政策委員会委員長)
植村 八潮(専修大学教授)
今川 拓郎(総務省情報流通行政局情報流通振興課課長)
松原 聡(東洋大学副学長、電流協アクセシビリティ研究委員会委員長)
松原 洋子(立命館大学教授、R-GIRO研究プログラム「電子書籍普及に伴う
読書アクセシビリティの総合的研究」代表)
盛田 宏久(大日本印刷株式会社 hontoビジネス本部 教育事業開発ユニット
企画開発第2部)
湯浅 俊彦(立命館大学教授)
◆シンポジウムURL:
http://www.r-iris.jp/event/r017.html
◆主催:立命館グローバル・イノベーション研究機構(R-GIRO)研究プログラム
「電子書籍普及に伴う読書アクセシビリティの総合的研究」(IRIS)
◆共催:立命館大学人間科学研究所文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成
支援事業「インクルーシブ社会に向けた支援の<学=実>連環型研究」
(基礎研究チーム)/科学研究費助成事業「高等教育機関における
障害者の読書アクセシビリティの向上:ICTによる図書館の活用」
◆後援:一般社団法人 電子出版制作・流通協議会
◆お問い合わせ先:立命館大学生存学研究センター事務局
TEL: 075-465-8475 FAX: 075-465-8245
E-mail: ars-vive@st.ritsumei.ac.jp
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【2】日本印刷産業連合会 市場動向調査部会主催 シンポジウム
「スマート・インバウンド・ソリューションへの挑戦と課題」 開催報告
日時 : 平成28年3月2日(水)13:30~16:30
会 場 : 日本印刷会館2階大会議室
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日本印刷産業連合会 市場動向調査部会主催のシンポジウム「スマート・イン
バウンド・ソリューションへの挑戦と課題 ~メイドインジャパンのソフト
戦略に向けて~」が3月2日、日本印刷会館において開催された。
同シンポジウムは、大きく拡大しているインバウンド市場における事業拡大と
その周辺領域の外国人向け対応サービスを骨格としたグローバル戦略の検討を
テーマに実施されたもの。
『昨今、外国人観光客の飛躍的な増加と日本製品の爆買いなどにより、イン
バウンド事業が大きく拡大している。円安、免税改革や外国人観光客に対する
おもてなし対応など、日本の受入れ態勢の強化による影響が大きいと考えられ
る。そのような環境の中、我々、印刷産業がどのようにインバウンド市場に
携わっていくかは、業界の大きなテーマである』とシンポジウムの意義が主催
者より説明された。
その他、クールジャパン事業など日本のコンテンツ事業の海外展開や、
コンテンツ事業を支える印刷産業の取り組みやグローバル展開の可能性につい
て、また、外国人観光客向けの多様なサービスと仕組み、それらを地域連携
して展開する取り組み事例などを紹介し、スマート・インバウンド・ソリュー
ションについて意見交換が行われた。
以下、シンポジウム開催概要。
■日時:平成28年3月2日(水)13:30~16:30(13:00開場)
■会場:日本印刷会館2階大会議室
■対象:日印産連所属の会員団体・企業、一般の皆様
■シンポジウムの詳細URL:
http://www.jfpi.or.jp/news.html?topicsnewsid=247
テーマ及び講師
1.概要説明
大島 渡 一般社団法人 日本印刷産業連合会 市場調査部部長
2.講演 『打って出る!日本コンテンツの海外展開』
小糸正樹 様 クールジャパン機構
(株式会社 海外需要開拓支援機構)専務執行役員
3.講演『迎え撃つ!インバウンド戦略の展開』
中村好明 様 株式会社 ジャパンインバウンドソリューションズ
代表取締役社長
4.パネルディスカッション
『スマート・インバウンド・ソリューションへの挑戦と課題』
モデレータ:
大島 渡 一般社団法人 日本印刷産業連合会 市場調査部部長
パネリスト:
小糸正樹 様 クールジャパン機構
(株式会社 海外需要開拓支援機構)専務執行役員
中村好明 様 株式会社 ジャパンインバウンドソリューションズ
代表取締役社長
岡田典幸 様 株式会社 JTBパブリッシング
総務部グローバル事業推進課課長
藤沢修 様 凸版印刷株式会社ICT統括本部ICT戦略室室長
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【3】資料本「電子図書館・電子書籍貸出サービス 調査報告2015」のご案内
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(再掲)
資料本「電子図書館・電子書籍貸出サービス 調査報告2015」が発刊されまし
た。
概要は下記の通りです。
書名 : 電子図書館・電子書籍貸出サービス 調査報告2015
編 : 植村八潮、野口武悟、電子出版制作・流通協議会
著 : 吉井順一、村瀬拓男、山口貴、植村八潮、野口武悟
編集 : 沢辺均、那須ゆかり デザイン: 山田信也
発行 : 2015年11月18日 [第一版第一刷]
希望小売価格: 1,700円+税 判型:B5版、並製 頁数:136P
発行所: ポット出版
150-0001 東京都渋谷区神宮前2-33-18 ♯303
電話 03-3478-1774 ファクス 03-3402-5558
ウェブサイト http://www.pot.co.jp/
電子メールアドレス books@pot.co.jp
内容 :
全国の公共図書館で調査した、電子図書館、電子書籍貸出サービスの状況
報告書、2014年版につづく2015年版。 今年は791館からの回答を得て、
アンケートの集計結果と考察に加え、電子書籍サービスをめぐる今日の状況
を論考する。
〈目次〉
第1章 電子図書館をめぐる今日の状況
1.1 日米の出版実務の違いから考える電子書籍・電子図書館の課題
吉井順一(IDPF理事/講談社)
1.2 電子書籍を図書館で貸し出す法的根拠
村瀬拓男(用賀法律事務所)
1.3 電子書籍サービスのアクセシビリティ機能への期待と可能性
野口武悟(専修大学教授)
1.4 KADOKAWA・講談社・紀伊國屋書店が始めた、日本電子図書館サービス
山口貴(日本電子図書館サービス、JDLS)
第2章 「公共図書館の電子図書館・電子書籍サービス等のアンケート」
の概要と考察
2.1 調査の背景
2.2 調査の目的と方法
2.3 アンケートの主な結果と考察
第3章 「公共図書館の電子図書館・電子書籍サービス等のアンケート」
集計結果
詳細は https://aebs.or.jp/books3.html を参照下さい。
□電流協会員社様 申込案内
・電流協会員社様は、1冊 希望小売価格 1,700円(税込み 1,836円)の
ところ、1,500円(税・送料込み)でご購入いただけます。
・お申し込みは、電流協に直接お願いいたします。
E-mail: info@aebs.or.jp または FAX:03-6380-8217 に下記項目を
記載の上お申し込みください。
1.お申し込み冊数、2.合計金額(冊数×1,500円)、3.ご注文日、
4.貴社名・貴団体名、5.お名前、6.郵便番号、7.住所、
8.電話番号、9.メールアドレス、10.支払方法 (代引き(手数料
300円)または 銀行振込 または 郵便振替)、11.配送先(ご住所と
異なる場合のみご記載ください)
https://aebs.or.jp/pdf/Book_order_form_Library2015.pdf
・書籍はポット出版から直接送られます。
・請求書が同封されますので、代引き(手数料 300円)・銀行振込・郵便
振込のいずれかでお支払いください。
□一般販売について
・お申し込みは、ポット出版に直接お願いいたします。
E-mail: books@pot.co.jp または FAX:0120-009-936 に下記項目を
記載の上お申し込みください。
0.タイトル 電子図書館・電子書籍貸出サービス調査報告2015
1.お申し込み冊数、2.合計金額(冊数×1,836円)、3.ご注文日、
4.貴社名・貴団体名、5.お名前、6.郵便番号、7.住所、
8.電話番号、9.メールアドレス、10.支払方法 (代引き(手数料
300円)または 銀行振込 または 郵便振替)、11.配送先(ご住所と
異なる場合のみご記載ください)
電話 0120-029-936 の場合は、上記と同内容をお申しつけください。
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【4】活動報告・今後の活動スケジュール
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○活動報告
・02月17日(水) 14:00-15:10 技術委員会 第9回 オンデマンド制作流通部会
… 『PODで製造可能な本の一般的な共通仕様について』のタタキ案について
検討を実施。第1章で本仕様に準拠するメリット、第2章で現在の市場
動向と今後の見通し、第3章で具体的な『共通仕様』について明示する
こととし、それぞれの内容について精査を行った。また、第4章では、
「どのような設計を行えばよりPODを有効活用できるか」などの視点で
具体例を提示することとなった。
・02月18日(木) 16:00-17:00 第20回 広報普及委員会
… メールマガジンや制作規格部会メンバーが参加したPage2016のカンファ
レンスや障害者差別解消法に関するセミナーなど外部に向けて実施した広報
普及活動と、制作規格部会のACCESSの取組の紹介や教育ICT勉強会のオープン
セミナーなど、協議会内への情報共有活動について報告が行われた。
・02月23日(火) 13:30-15:00 第7回 流通委員会 流通規格部会
+技術委員会 電子出版流通配信部会 合同部会
… 国立情報学研究所 高野教授より、同研究所が運営する本、作品、人物の
検索 サービス「Webcat Plus」や連想検索機能を活用してあるテーマに関連
した新書・選書を瞬時に探し出す検索システム「新書マップ」、現代を読み
解く1000のテーマやWikipediaの100万項目を基点に本を探せる究極の書籍
検索サイト「想——IMAGINE Book Search」などについてご説明いただき
ながら、最新の検索に関してご教授いただいた。
・02月23日(木) 16:00-17:15 技術委員会 第4回 制作規格部会
… 前2回のセミナー(村田 真さんによるEPUB3.1仕様概観、(株)ACCESS
池内さんによるEPUBビューア及びACCESSさんのEPUBへの取り組みの紹介)、
及び、2月1日に「EPUB3.1 First Editor's Draft」が公開されたことを
受け、当部会としての今後の調査項目や外部有識者への講演依頼先等に
ついて意見交換を行った。
・02月24日(水) 13:30-15:00 テーマ別研究会 第9回 デジタル絵本研究会
… 日本児童図書出版協会会員社から回答いただいたアンケートの集計報告が
行われた。その上で、アンケート結果を踏まえ今後の方針について検討を
実施。出版社が必要とする機能を実装する場合「制作手順の標準化」が
難しいとの意見が出ており、次回、今後の取り組みの方向性について再度
検討することとなった。
・02月25日(木) 16:00-17:30 テーマ別研究会 第27回 ビジネスモデル研究会
… 「ニューストピックス」を基に、国内および海外の各出版社や企業の
電子化など様々な取り組みについて解説及び意見交換を実施。
今回はGoogleの調査レポート(Micro-Moments:Your Guide to Winning
the Shift to Mobile)にも注目。米出版業界のモバイルユーザ向けコン
テンツ開発者が注目する調査レポートの一つ。モバイルユーザ調査では、
「朝起きてから15分以内にケータイ・スマホをチェックする:68%」、
「いつも手元にスマホがある:87%」、「モバイルセッション数は20%
伸びているが滞在時間は18%減少」など。滞在時間の減少は、わずかな
「瞬間」をいかに逃さないかが重要という。
・03月01日(火) 14:00-15:30 流通委員会 第50回 電子図書館部会
… 来年度の『電子図書館資料本』におけるアンケートのタタキ案を提示し
て、意見交換を実施。
昨年度のアンケートで電子化の対応をしている、または、対応を検討して
いる図書館に対しては、それ以外の図書館とは別のアンケートを配布する
べきでは、との意見も出ている。
○今後の活動スケジュール
・03月16日(水) 10:30-11:30 オンデマンド制作流通部会
・03月22日(火) 16:30-18:00 広報普及委員会
・03月23日(水) 13:30-15:00 制作規格部会
・03月23日(水) 15:30-17:00 デジタル絵本研究会
・03月24日(木) 16:00-17:30 ビジネスモデル研究会
・03月25日(金) 13:30-15:00 流通規格・電子出版流通配信合同部会
・04月01日(金) 13:30-15:00 電子図書館部会
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【5】電子出版ニュース
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・02月29日 書協 『「図書館と出版」を考える』報告集作成【文化通信】
・02月26日 昭文社の旅行ガイドアプリ ダウンロード数 1年で倍増
【日経産業】
・02月22日 JPO JPROのデータ仕様変更に伴う実務者向け説明会を開催
【文化通信】
・02月19日 関連書籍の要約提供 情報工場、まずテレ東と【日経産業】
・02月18日 電子時代、書き手のこれから 鈴木みそ氏が熱弁【新文化】
・02月18日 雑誌読み放題サービス「タブホ」 セブンでもチケット購入可
【新文化】
・02月18日 絵本ナビ 絵本デジタル版読み放題を開始【新文化】
・02月16日 アマゾンが実店舗網 書店など 顧客との接点増やす【日経】
・02月15日 絵本ナビ 「市販絵本のデジタル読み放題」開始【文化通信】
・02月15日 アマゾン出版社別年間売上ランキング 電子書籍は文藝春秋が躍進
【文化通信】
・02月15日 1月の月間PVが1億6000万を突破 東洋経済オンライン【文化通信】
・02月11日 電子を牽引「BOOK☆WALKER」 5周年「感謝のつどい」開く
【新文化】
・02月08日 ブックウォーカー 開設5周年感謝のつどい【文化通信】
・02月04日 図書館界と連携強化へ 書協窓口に 図書館協会と定期懇談
【新文化】
・02月04日 出版6団体 「軽減税率専門委員会」設置【新文化】
・02月01日 出版科研 出版物の販売額 紙と電子合わせ2.8%減に【文化通信】
・02月01日 NHN comico ネット発コミックが100万部突破【文化通信】
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ご意見は電流協の運営に大変有意義なものとなります。皆様のご協力を
よろしくお願い致します。
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☆ご意見などはお手数ですが下記よりお願い致します。
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発行:一般社団法人 電子出版制作・流通協議会
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