このページの本文へジャンプ 
サイト共通メニューへジャンプ 
会員向けメニューへジャンプ
電子出版制作・流通協議会



2015/07/15 電流協 メールマガジン

───────────────────────────────────
電流協 メールマガジン 第3号  2015/07/15
───────────────────────────────────

いつもお世話になっております。 電流協事務局です。

メールマガジン第3号をお送りいたします。


電流協の会員の皆様、これまでに電流協セミナー、イベント等に参加いただいた
皆様にお送りいたします。


配信が不要の方はお手数ですが下記のアドレスにて、ご連絡をお願い致します。
───────────────────────────────────
★メールマガジンの解除、登録は下記よりお願いいたします。
 https://aebs.or.jp/mail_magazine.html
───────────────────────────────────



◆─────────────────────────────────◆
 目 次
◆─────────────────────────────────◆

【1】IDPF主催公開セミナー「EPUB NOW AND FUTURE」が開催されました

【2】「公共図書館の電子図書館・電子書籍サービスのアンケート」実施報告

【3】オンデマンド印刷(出版物)における入稿仕様策定のための
  『確認項目一覧』と『その解説』を公開

【4】「マンガ制作・流通技術ガイド」報告会
  -電子配信と印刷出版のサイマル化、国内・海外展開のサイマル化のために-

【5】活動報告・今後の活動スケジュール

【6】メディア掲載情報


◇─────────────────────────────────◇
【1】IDPF主催公開セミナー「EPUB NOW AND FUTURE」が開催されました

   2015年7月2日(木)13:30~15:30 東京ビッグサイト 会議棟
◇─────────────────────────────────◇

「東京国際ブックフェア」「国際電子出版EXPO」の開催に合わせ、
IDPFのCEO、Bill McCoy氏による「EPUB NOW AND FUTURE」と題した
公開セミナーが開催されました。

○開催概要
 ・日時:2015年7月2日(木)13:30~15:30
 ・場所:東京ビッグサイト 会議棟 701+702会議室
 ・参加者:約160名
 ・内容:「EPUB NOW AND FUTURE」
     ・機能強化されたEPUB3.1への変更点
     ・EPUB実装プロジェクト「Readium」の活動状況
     ・EPUBの教育分野向け仕様「EDUPUB」の進捗状況
     ・海外でのEPUB関連の動き
     など、EPUBの現状と今後の動向についての解説が行われました。

 ・プレゼン資料 及び 講演映像(JEPA HPのみ)
   http://www.aebs.or.jp/Publication.html
   http://www.jepa.or.jp/sem/20150702/


◇─────────────────────────────────◇
【2】「公共図書館の電子図書館・電子書籍サービスのアンケート」実施報告
◇─────────────────────────────────◇

流通委員会 電子図書館部会では、昨年度に引き続き公立図書館における
電子書籍サービス導入の事例などを参考にして、図書館における電子書籍
サービスの実態を研究してまいりました。
また、全国の公共図書館へのアンケート実施 (今回は第三回)についても、
いくつかアンケート内容を更新した上で、改めて電子書籍サービスの導入状況
などの調査を実施し、1,351館に回答を依頼いたしました。
今回のアンケートについても昨年同様、公益社団法人日本図書館協会様及び
国立国会図書館様のご協力をいただきました。
今回の回答数は791館で、対前年45館増でした。
今後はアンケートの回答情報について電流協会員の皆様にご案内するとともに、
「電子図書館部会」において改めて検討し、図書館に電子書籍サービスの利用
を促進するための活動を行ってまいります。


○アンケートの概要

(1)目的、アンケート内容
 全国の公立図書館(自治体設立運営図書館)における、電子図書館、
 電子書籍サービス、デジタル化資料、及び国立国会図書館提供資料の導入
 準備状況についての状況調査。
 主たるアンケート項目は下記のとおりです。(抜粋)
  1.電子書籍サービスを実施しているか?
   実施しているとしたらどのようなサービスか?
  2.電子図書館サービスの導入予定を教えて下さい。
  3.国立国会図書館の「デジタル資料送信サービス」への対応状況を
   教えて下さい。
  4.電子図書館サービス・電子書籍サービスで導入、検討しているサービス
   は何か?
  5.電子書籍に期待している機能は何か?
    etc. 音声読み上げ機能、文字拡大機能 等

(2)アンケートの対象
 全国自治体公立図書館・中央館1,351館

(3)実施時期
 2015年4月上旬~5 月末日

(4)アンケート方法
 郵送で依頼し、返信はインターネット上もしくはFAXか郵送にて。


○アンケート回収率

1,351館の図書館にアンケートを送付し、791館からのご回答~回収率は約60%
となりました。


 図書館所在の自治体区分  送付数 回答数 回収率 前年回答数 増減
 (1)都道府県立図書館     47   44  約94%   42   + 2
 (2)政令市図書館       20   19   95%   15   + 4
 (3)特別区(東京都)図書館  23   13  約57%   12   + 1
 (4)市町村図書館      1,261   715  約57%   677   +38
 計            1,351   791  約60%   746   +45


○アンケートの分析作業について

11月開催の「図書館総合展」開催に合わせて、現在、鋭意分析作業を進めて
おります。
本メールマガジンにおいても今後適宜分析内容の発信を行ってまいります。
今回はアンケートの概要をご理解いただきたくアンケート項目の抜粋と、
その中の一つの大きなポイントである「電子書籍サービスに取り組んでいる
図書館数」のみピックアップして報告いたします。

 ◆電子書籍サービスの実施について
  「電子書籍サービスを実施中」とご回答いただいた図書館~53館
  (回答数の7%)
  対前年 電子書籍サービス対応 回答数~+16館



昨年同様、図書館の電子化及び電子書籍の利用は米国でも急速に浸透している
一方で、国内でも図書館の電子化は徐々に増えつつある状況です。事例としての
「札幌市中央図書館」様や、様々な企業の取り組みについて、昨年度発刊した
『電子図書館・電子書籍貸出サービス~調査報告2014』に記載されています。
今後は昨年度に続き、全国公共図書館からのアンケート回答をベースに、それら
に記載された課題内容等を引き続き検討することや、公共図書館で「電子書籍
サービス」を導入する意義をどのように考えるか、またあらためて、図書館
関係者への説明及び、導入の促進にむけた行政への説明などの実施を検討して
まいります。


◇─────────────────────────────────◇
【3】オンデマンド印刷(出版物)における入稿仕様策定のための
  『確認項目一覧』と『その解説』を公開
◇─────────────────────────────────◇

技術委員会 オンデマンド制作流通部会は、製作会社が出版物のオンデマンド
印刷における入稿仕様を策定する際に参考となる『確認項目一覧』と、
その項目の必要性や推奨設定などを説明した『その解説』を公開しました。

出版物のオンデマンド印刷は拡大を始めていますが、本格的な普及はこれから
の状況です。その普及を加速させるため、手始めとして、各製作会社がオン
デマンド印刷の入稿仕様書を策定するために最低限必要な確認項目をピック
アップし、その項目確認の必要性と推奨環境についての解説書を作成しました。

『確認項目一覧』及び『その解説』は、下記URLよりダウンロードできます。
 http://www.aebs.or.jp/
 http://www.aebs.or.jp/Publication.html


◇─────────────────────────────────◇
【4】「マンガ制作・流通技術ガイド」報告会  のご案内
  -電子配信と印刷出版のサイマル化、国内・海外展開のサイマル化のために-

    日時:7月22日(水)14:00~16:00 場所:経済産業省
       http://www.dcaj.or.jp/news/2015/07/post-24.html
◇─────────────────────────────────◇

マンガの作品創作と出版・配信等の流通、その両面でデジタル化が進んでいま
す。国内では、子どもから大人まで、雑誌やコミックスに加え、タブレットや
スマホでマンガに親しむようになり、海外でも翻訳出版だけでなく、配信に
よって日本のマンガが読まれています。
このような状況をとらえ、経済産業省は、平成26年度にマンガ等のデジタル
制作工程の整備に係る調査を行い、その成果を「マンガ制作・流通技術ガイド」
として報告書にまとめ公開しました。
今般、本調査を担った一般財団法人デジタルコンテンツ協会では、その報告会
を開催いたします。
マンガの創作・流通に関わる、出版社、配信事業者、編集者、漫画家、また
マンガに関わる教育を行う教員や学生の皆さまのご来場をお待ち申し上げます。

                  記

1.日時:2015年7月22日(水)14:00~16:00(開場13:30)

2.会場:経済産業省本館 17階 第1~第3共用会議室
     東京都千代田区霞が関1丁目3-1
     http://www.meti.go.jp/intro/index_access.html

     本館1階ロビーに専用受付を設置します。
     (14:30以降は受付できない可能性がありますのでご注意ください)

3.参加費:無料

4.定員:100名(申し込み先着順で定員になり次第締め切らせていただきます)

5.主催:一般財団法人デジタルコンテンツ協会

6.協力:一般社団法人 電子出版制作・流通協議会、デジタルマンガ協会、
     コミック出版社の会、アニメ・マンガ人材養成産学官連携コンソー
     シアム、株式会社ヒューマンメディア

7.プログラム(予定)
----------------------------------------------------------------------
第1部 調査報告(14:00-15:00)

◆基調報告:「デジタル技術によるマンガの制作・流通の可能性」
      植村 八潮 (専修大学文学部 教授)
◆「マンガ制作・流通の現状、国内・海外に向けた印刷出版・電子配信」
      小野打 恵 ((株)ヒューマンメディア 代表取締役)
◆「デジタル作画の工程・仕様とその実証」
      小高 みちる ((有)デジタルノイズ 取締役)

----------------------------------------------------------------------
第2部:パネルディスカッション(15:10-16:00)

「日本で、世界で、デジタル時代のマンガとは?」
◆パネリスト
   里中 満智子
   (マンガ家、デジタルマンガ協会 会長、(一社)マンガジャパン 代表)
   田代 豊
   ((株)集英社 デジタル事業部 部長)
 モデレーター
   植村 八潮(専修大学文学部 教授)

----------------------------------------------------------------------

8.お申し込・ 詳細はこちら
  http://www.dcaj.or.jp/news/2015/07/post-24.html

9.お問い合わせ先
  一般財団法人デジタルコンテンツ協会 調査部 Tel:03-3512-3901



◇─────────────────────────────────◇
【5】活動報告・今後の活動スケジュール
◇─────────────────────────────────◇

○活動報告

・06月23日(火) 13:30-14:30 テーマ別研究会 第1回 デジタル絵本研究会
 … デジタル絵本の市場動向の研究を開始するとともに、デジタル絵本の
  制作手順のモデル化を行うべく活動を開始。モデル化すべき制作方法の
  絞り込みのため、現在展開されているデジタル絵本のビジネスモデルと
  フォーマットのパターンの整理に着手している。今後は制作手順のモデル
  化について検討し、今期中にはモデルに従って実際にデジタル絵本を
  制作する実証実験を行う予定。


・06月24日(水) 14:30-15:30 技術委員会 第2回 オンデマンド制作流通部会
 … 『オンデマンド印刷(出版物)における入稿仕様策定のための確認項目
  一覧』と、その項目の確認理由を記した『その解説』の公開を前に、
  関係団体、関係者へ実施した事前説明について情報共有を行った。また、
  本メールマガジンでの告知などの公開時期や方法についても決定した。
  次回は、『確認項目一覧』公開後の反応を検証するとともに、オンデマンド
  印刷拡大のための取り組みの検討を行う予定。


・06月26日(金) 16:00-17:30 ビジネスモデル研究会
 …  今年度からは、昨年度までもこの部会の中心メンバーだった
  辻本英二氏が部会長となり、引き続き主に海外での電子化の取り組み状況
  等の報告を行った。
  更に元日経BP記者~現在は出版・著作権等管理販売研究会および出版
  ジャーナリストの堀鉄彦氏にも、メディア等に記載された様々な情報や
  活動内容等について報告をいただき、それに対する意見交換を実施した。
  それによって、引き続きデジタルコンテンツの販路拡大に繋げていく。


・07月09日(木) 13:30~15:00 流通委員会 第43回 電子図書館部会
 … 昨年に続き今年も、資料本『電子図書館・電子書籍貸出サービス』(仮称)
  の発刊に向けて、全国の公共図書館からのアンケート回答資料(数字仕分け)
  や主な活動案件の記載、また総務省など国の行政機関や自治体、および様々
  な企業の活動内容を取りまとめて、編集に繋げようとしており、部会での
  その内容の告知およびそれについての個別編集会議も実施中。
  また、活動内容の報告や、発刊本のアピールすることも含めて、今年度も
  「図書館総合展」でセミナーを実施することも内定。



○今後の活動スケジュール

・07月17日(金) 16:00-17:30 広報普及委員会
・07月21日(火) 16:00-17:30 デジタル絵本研究会
・07月24日(金) 13:30-15:00 流通規格&電子出版流通配信連携部会
・07月24日(金) 16:00-17:30 ビジネスモデル研究会
・07月29日(水) 14:00-15:30 オンデマンド制作流通部会


◇─────────────────────────────────◇
【6】メディア掲載情報
◇─────────────────────────────────◇

・06月22日 電子雑誌サービス「タブホ」 参加誌が増加中 オプティム
     【文化通信】
・06月24日 フジテレビオンデマンド 「月9」原作 電子書籍に【日経MJ】
・06月26日 DeNA 「コミックストア」1万4000作品へ【新文化】
・06月26日 講談社・NEC共同開発の編集ソフト KADOKAWAが購入【新文化】
・06月29日 7月7日に東証マザーズ上場 富士山マガジンサービス【文化通信】
・06月29日 ABC協会が社員総会 「デジタル雑誌への対応 スピーディーに」
     【文化通信】
・06月29日 書店連合の電子書籍配信プラットフォーム「トリノ」をレポート
     【文化通信】
・06月30日 電子書籍5年で2倍超へ 19年度に2890億円 インプレス総研予測
     【日経産業】
・07月02日 インプレスR&D 丸善ジュンク・DNPと連携 PODの流通拡大へ
     【新文化】
・07月02日 大村紙業 ブックオンデマンド説明会【新文化】
・07月02日 拡大する「電子出版市場」 1年で1.4倍 インプレス総研調べ
     【新文化】
・07月02日 昭文社 「たびまる」改訂版 電子アプリとも連携【新文化】
・07月02日 富士山マガジンS 雑誌「タダ読み」を拡大【新文化】
・07月03日 手塚治虫の長編アニメ 漫画化し世界販売【日経MJ】
・07月03日 電子看板から書籍購入 大日本印刷など、年内にも【日経産業】
・07月03日 凸版など 漫画、電子チラシで 女性に人気の作品無料【日経産業】
・07月05日 クラウド上で書籍編集 凸版印刷、制作時間を半減【日経】
・07月06日 JPO 出版情報登録センター本格稼働 開始時で10万点登録
     【文化通信】
・07月06日 紀伊国屋書店 DNPグループ ハイブリッド総合書店プラット
     フォーム来年構築【文化通信】
・07月06日 講談社 スマート・ソース・エディターの販売開始【文化通信】
・07月06日 雑誌30誌電子版 ネットで配信 フジテレビ【日経MJ】
・07月06日 電子看板使い電子書籍閲覧 大日本印刷【日経MJ】
・07月06日 電子書籍市場1266億円 インプレス総研【文化通信】
・07月07日 凸版印刷、紙・電子問わず 書籍仕上り すぐ確認【日経産業】
・07月09日 出版流通イノベーションJ 高井社長「版元との直取引拡大」
     【新文化】
・07月09日 JPO 出版情報登録センターが本格稼働【新文化】
・07月09日 日本電子図書館サービス「コンテンツ提供を」来年4月本稼働
      出版社へ呼びかけ【新文化】



★配信の解除・登録
配信が不要の方はお手数ですが下記のアドレスにて、ご連絡をお願い致します。
───────────────────────────────────
☆メールマガジンの解除、登録は下記よりお願いいたします。
 https://aebs.or.jp/mail_magazine.html
───────────────────────────────────



★ご意見など
 電流協の活動に対するご意見、電流協として活動すべきテーマ、セミナーや
情報共有すべきテーマ等をご教示いただけると幸いです。
 ご意見は電流協の運営に大変有意義なものとなります。皆様のご協力を
よろしくお願い致します。
───────────────────────────────────
☆ご意見などはお手数ですが下記よりお願い致します。
 https://aebs.or.jp/questionnaire.html
───────────────────────────────────


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 発行:一般社団法人 電子出版制作・流通協議会
  http://www.aebs.or.jp/

 お問合せ:contact.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━